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雪が降りました。という報告ではありません。

昨日現像から上がったフィルム。
NikonFに入れていたフィルムはえらく長い間の時を抱え込んでいた。
一枚目は雪景色が写っているじゃないか!


春先だとは思うがもう何月か記憶が定かじゃない。
少なくとも半年以上は経っているということか。

今使ってるフィルムカメラは二台あって、ひとつはこのNikon F。
もう一台はMINOX 35GT。
MINOX 35GTは小さいカメラ(だが良く写る)なのでだいたいいつも持っている。
なので少なくとも月に一本以上のペースでフィルムを消費している。

一方Nikon Fのほうが大きく重いので毎日持ち歩くわけではない。
毎日持ち歩いていMINOX 35GTにくらべればフィルムの消費ペースは落ちる。
それにしても雪景色が写ってるとは。
自分で撮ったのは間違いないのに、記憶がない時の断片に再会できるのもフィルム写真の面白さだと思う。
本当に。これは新鮮な感覚。

フィルム写真はノスタルジーじゃない。少なくとも僕の中ではそう。
むしろ新鮮な感覚を見つける装置である。

二台のフィルムカメラ
MINOX 35GTは現像するたびちょうど良い「ちょっと過去から昨日」に再会できる。
Nikon Fは「忘れているかもしれない、過去から昨日」に再会できる。

フィルム写真の良さや魅力はこれだけじゃなくて他にもいっぱいあるけど、現像が上がってその写真を見たときの時間の感覚だけを抽出して考えただけでも、こんな感じになる。

僕の場合は、であってこれは一人ひとり違う時の流れの感覚を得られると思う。

フィルム写真は良い。



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