LGBTQと企業


福島大学にじいろサークルのtikaです。ヽ(*´∀`)
暑くて家で溶けかかっています _( ┐「 ﹃ ゚ 。)__

イベントを終えて

7/17に行われた、on the Ground Project さん主催の、"Working Rainbow EXPO 2021"に中の人が参加させていただきました!参加時は、企業の方と話すなんて……と緊張や不安がありましたが、沢山の学びを得られ、参加してよかった!という気持ちでいっぱいでした (*≧∀≦*)

貴重な体験をありがとうございました。∩^ω^∩

参加された企業は愛知県を中心とした中部地方が多く、また、企業内でもテーマとして掲げていました。多くの企業の方は、LGBTQ+ を元にダイバーシティや多様性を見ており、LGBTQ+ 当事者だけでなく女性や外国人・高齢者・障がい者などなど…… 様々な視点があり、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の大切さを感じました。

具体的には、結婚のお祝い金や、育休制度に加え、性適合手術やホルモン注射のための休暇・支援、LGBTQ+の勉強会など、今の日本の行政に求められていることを行なっていました。
しかし一方で、LGBTQ+ はやっているがSOGIについては始まったばかりであったり、LGBT以外のセクシュアリティについてが弱かったりすると感じました。LGBTQ+ 内の格差や、当事者であることによる逆差別もあるのではと感じました。

重要なのは、LGBTQ+ 対策ではなく、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)として進めていくことであり、誰しもが抱えている生きづらさ・働きずらさを軽減し無くしていくかだと思い、改めて自分の視野の狭さを感じました。


当事者と仕事

社内で対策がとられていますが、多くの当事者は会社内でカミングアウトはせず働いているのが現状です。
・する機会がない。
・仕事付き合いになるからプライベートな踏み込んだ話題はしない 
様々な理由があると思います。フレンドリーであるとルールがあっても、定めているだけになってしまったり、間違った知識が伝わってしまい、なかなか出て行くことが難しい環境になることも考えられます。様々な情報が飛び交い、情報の取捨選択が難しい今、自分たちができることの1つである情報拡散の必要性を感じています。

終わりに

集団心理により、集団を見てから自分を見ているため、なかなか"人はもともと多様化"である。という考え方が日本では伝わりにくく、みんな同じ・普通が中心となっているのではと感じました。そういった考えに気付き、立ち止まり、考え、議論する。時間がかかってまったり、そんな余裕はないかもしれません。しかし、自分のセクシュアリティを受け入れるのに20年かかりましたし、さらに他人のことになればそれ以上かかってしまうかもしれません。学び続ける姿勢と、困りごとを対策していくことを平行させるべきと感じます。

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