プライドフラッグを知っていますか?


福島大学にじいろサークル tikaです (๑╹ω╹๑ )
先月作り始めた梅ジュースがいい感じになってきており、夏を乗り切る準備を始めています (*´∇`*)

虹色とプライド

今回はセクマイでよく使われる"フラッグ"や、"レインボー"についてです。セクマイ当事者であることや、アライであることを周りに表す時によく使われています。私達サークルにも、にじいろがついていますし、他団体でもよくみられます。2019年に行われた、第70回NHK紅白歌合戦では、MISIAさんがフラッグを使うパフォーマンスをしたり、レインボーパレード上で旗を掲げていたり、政治の世界でも、虹柄のマスクをつけた政治家の方がいたりと目にする機会が増えました。

虹色にはどんな意味があるのか見ていきます!

虹色とセクマイ

セクマイ当事者の中で、虹色が使われるようになったのは1969年ストーンウォール事件がキッカケと言われています。アメリカで起きた事件ですが、世界的に大きく広まり、LGBTの社会運動が各地で始まりました。その際、ギルバート・ベイカー氏がLGBTの象徴として、フラッグを作成しました。作成当時、一番上に「性」を意味するピンク、「生命」を意味する赤、「癒し」を意味する橙、「太陽」を意味する黄、「自然」を意味する緑、「芸術」を意味するターコイズ、「調和」を意味する藍、「精神」を意味する紫の8色が使われて、作られていました。虹という多様性の意味や、美しさなどなど様々な意味があるそうです。ベーカー氏は、「虹には全ての色が含まれている」と話しており、多様性にも注目していたそうです。しかし、翌年からは8色を使った印刷は難しく、現在の6色のフラッグになりました。🏳️‍🌈

セクマイはLGBT以外にもたくさんあるため、4つ以外にもたくさんあり、多様性を表すために虹色が使われています。


セクシュアリティとプライド

レインボーフラッグが作られて活動が活発化していった1970年代ですが、活動の中心はゲイ男性でした。その中で、ゲイ以外のセクシュアリティも存在を表すため、独自の経験を伝えるためにプライドフラッグを作成しました。
中の人はバイセクシュアルなのですが、もちろんバイセクシュアルの旗もあります!それぞれの旗に使われている色や図形、配置には意味があるので、調べてみると面白いかもしれません。

終わりに

プライドフラッグは自分の存在を表したり、自己アイデンティティとして使ったりされています。現在では多くの場面で見られるようになりましたが、一体何人の方が正確に知っているのかと言われると難しいところです…… 当事者内でもまだまだ認知度は低いですが、こういったプライドを表す旗がある。そういった旗が作られた歴史がある。ということを知ると、今も昔も当事者は苦しみ、困り、社会や政治に働きかけをしていたと感じます。 




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