【京王線事件】承認欲求型自暴自棄犯罪

　昨日の京王線の襲撃事件、ABCニュース報道。容疑者逮捕、ジョーカーに憧れていた。2人以上殺して死刑になりたかった。この大量殺傷は僕の授業や取材でも話しているように、他人を巻き込む①自暴自棄犯罪、最初から死ぬ願望を持つ②拡大自殺、誰かのマネをする③模倣犯、自己顕示欲のある④劇場型犯罪、これらの特徴を持つ。 　ジョーカーに憧れていた、2人以上殺して死刑になりたかったと供述する容疑者。何らかの精神的問題を抱えていると思われるが、こうした確信犯の異常犯罪者には日本の鉄道やバスなど公共交通機関には手荷物検査など対策が困難な状況で、誰でも入手可能な道具で簡単に起こせて防ぎようがない。極めて小さな確率のこのような起きた後の、被害の最小化を図る被害管理の対策が重要。精神鑑定しても責任能力はある可能性が高い。 　スマホで撮影された現場の動画が世界のメディアで報道され世界に衝撃を与えている。東京の鉄道、地下鉄を襲撃した大量殺傷、テロはオウム真理教の地下鉄サリン事件を世界に思い出させる。 　SNSの承認欲求の時代に、それをこじらせた孤独な個人が引き起こす劇場型自暴自棄犯罪だ。 https://twitter.com/abc/status/1454824785402376195?s=21