公開まであと11日。
南久松真奈編
7回目の本日は、ムスビルの会員・麻奈役の南久松真奈(みなみひさまつまな)さんをご紹介。
真奈さんの魅力は”心意気”
謙虚で腰が低く、年下のキャストたちとも対等でいてくれる。
それでいて全身全霊で役に挑むその姿勢が、本当にめちゃめちゃ格好良いんです。
真奈さんはちょっと天然でおっちょこちょいだし、あわあわしているところを見たのは一度や二度では済みません。
スペアクメンバーの中では年上組だけど、全くと言っていいほど先頭に立ってみんなを引っ張ったりは出来ません。笑
けど、そんな隙だらけで頼りない可愛い人だから、年下のみんなも肩肘張らずに話せるし、親しみやすいのです。
そして、不器用だからこそ、本当に一生懸命、丁寧に、全力で、自分の役にぶつかっていける人です。
たくさん考えて、たくさん試して、たくさん向き合って、役の気持ちを、性格を掴もうと努力を惜しまない。今回も麻奈の気持ちを掴むために、実際に宗教の集会に足を運んでみたそうです。そこまでやるのが真奈さんのなのです。
その甲斐あって、劇中の麻奈は抜群です。抜群に良いです!
あの本番での空気感。それまでとは一段も二段も違う集中力で、ぐっと惹きつけられたあの感覚。
スクリーンにも確実にそれが伝わっていると思います。
本番の後、真奈さんに声をかけたら「実は本番前に衣装で池に落ちちゃって。すみませんでした。」と言っていて笑ってしまいました。
本番に向けて気持ちを作りたくてロケ地の外を歩いていたら落ちてしまったらしく、慌てて衣装を乾かしてもらったそうです。
あれだけの演技をする前に池に落ちていたなんて、誰が想像できますか?
そのエピソードを聞いて、より真奈さんのことが好きになってしまいました。
前述した通り、真奈さんはリーダーシップを取るタイプではありません。
けど、確実に演技で、背中で、魅せてくれたし、みんなを引っ張ってくれたと思います。
そんな真奈さん演じる麻奈の、抜群のくたびれた主婦感を、主婦の底力を、ぜひ劇場でお楽しみください!
映画「スペシャルアクターズ」公開まであと11日。
明日は河田隆弘役の川口貴弘さんを紹介します。