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【光回線】モバイルクン光を解約して他の会社に乗り換える方法【事業者変更手続き】

全国の通信業界のみなさん、毎日の戦闘お疲れさまです。

今回は「モバイルクン光」→「他コラボ事業者」に変更する際の事業者変更番号取得の手順について簡単に解説します。
今回ご紹介する「モバイルクン光」ですが、結論から言うと事業者変更番号の取得がめちゃくちゃ大変です!時間もかかります!
ですので、発行までの流れを把握し、事前にお客様にお伝えしておかなければ、途中で「めんどくさいから変えるのやめよ」という事態になりかねません。
最悪の事態を避けるためにも、こちらの記事を参考にお客様への案内を進めていただければ幸いです。


尚、ご紹介する手順については、実際に筆者がお客様の事業者変更番号取得のサポートを行なった際の経験に基づいています。
実際にカスタマーサポートにも電話をして詳細を確認していますので、安心して参照くださいませ。

・モバイルクン光とは

愛知県に本社のある、SORAシム株式会社という会社が提供しているインターネットサービスで、ドコモ光やOCN光といったNTT東西のフレッツ光の線を借りて営業する「光コラボレーション事業者」のひとつです。
MVNO事業(格安SIM)も行なっているようですね。

・モバイルクン光の評判

実際にモバイルクン光を利用しているユーザーの声を拾ってみました。

Twitterを覗いてみましたが、良い評判が見つけられず・・・

・モバイルクン光の月額料金

モバイルクン光には、プロバイダセットのプランとプロバイダの契約が別途必要なプランがあります。

【プロバイダ料込み】
戸建住宅(定期契約あり) →5,200円(税抜)
戸建住宅(定期契約なし) →6,000円(税抜)
集合住宅(定期契約あり) →4,000円(税抜)
集合住宅(定期契約なし) →4,800円(税抜)
光電話 →500円(税抜)

プロバイダのみ別の会社を契約する「回線のみプラン」というプランの料金は以下の通りです。(ドコモ光でいう”単独プラン”ですね)

【プロバイダ別途契約】
戸建住宅(定期契約あり) →5,000円(税抜)
戸建住宅(定期契約なし) →4,500円(税抜)
集合住宅(定期契約あり) →3,800円(税抜)
集合住宅(定期契約なし) →3,300円(税抜)
光電話 →500円(税抜)

公式ページで業界最安値を謳っている割には特に安くはない印象です。

【主なオプションサービス料金】
セキュリティ(端末3台までOK)→400円(税抜)
リモートサポートサービス→500円(税抜)
メールアドレス利用→300円(税抜)
HGWレンタル→450円(税抜)
※光電話がなくHGWレンタルもしない場合はIPv4での提供となります。

・モバイルクン光の解約金

解約金については、「おとく割」という定期契約プランに加入しているかどうかで変わってきます。尚、定期契約は2年ごとに自動更新されます。
更新月以外に解約された場合の解約金は以下の通りです。

《おとく割適用時》
・15,000円(税抜)
《おとく割なし》
・解約金は0円です。

・事業者変更番号取得の手順(発行手数料:3,000円)

冒頭にも紹介しましたが、モバイルクン光の事業者変更番号発行の手続きは、めちゃくちゃめんどくさいです。詳しくない方が申し込みをしようとすると、1ヶ月とかかかる可能性すらありますので、しっかりと数日後に架電を行うなどサポートをしてあげてください。(お客様のためにも、自分のためにも)
手順は以下の通りです。

1.モバイルクン光に電話して事業者変更番号を発行したい旨を伝える
2.モバイルクン光から折り返しの電話があるので注意事項などの説明を受ける
3.書面が契約住所に送付されるので必要事項を記入して返送
4.事業者変更番号が記載された書面またはSMSが届く(選べます)
※モバイルクン光問合せ窓口 →0120-400-313 (10:00~18:00 年末年始除く)

尚、発行手数料が税抜3,000円かかります。返送用の切手も自己負担です。
発行までの時間ですが、手順の1〜4までに少なくても2週間程度かかりますので注意が必要です。

【★販売員の方へ】
モバイルクン光のカスタマーサポートは、事業者変更番号の取得フローや解約金のことなど、お客様情報とは関係のない”概要”の質問であっても、必ず「契約情報を確認させてください。確認できないとお伝えできません。」と言われますでの注意が必要です⚠︎同業者の方であればここまで言えば伝わると信じています。

・まとめ

モバイルクン光は、MVNO事業も行なっているので、スマートフォンの契約も「モバイルくん」にまとめているのであれば、スマホ1回線につき200円(最大5回線まで)のセット割引もあるようなので、特に今のまま利用を続けても問題ないと思います。

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しかし、携帯電話会社の利用がドコモ、au、ソフトバンクなど、携帯電話とのセット割引が受けられる会社の場合は、「モバイルクン光」からそれぞれの携帯会社にまとめた方がオトクになる可能性が高いので、検討の余地ありです。

今回は以上です。この記事が誰かの役に立てばいいな。

それではまた。


私のnoteでは、ケータイ業界や通信業界で働く方向け、企画書や提案書などを作ることがある方向け、その他若手社会人の方に役立つ情報の発信を行なっていく予定です。
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