【現代麻雀への道】73 麻雀という市場
ゲーセン麻雀に訪れた第三の波
前回に引き続き、今回も「麻雀格闘(ファイト)倶楽部」の話から始めよう。
いまゲーセンでは麻雀のオンライン対戦ブームが起きている。麻雀ゲーム機がヒットするのは今回が初めてではない。以前にも新ジャンルを切り拓いたヒット機はあったのだ。
一つは1981年に出された「ジャンピューター」で、CPUと二人打ちするタイプだった。これはゆっくり麻雀を楽しめる機種だったが、イベント性はなかったため、しばらくするとプームは去った。
そして二つ目は1987 年に出された「スーパーリアル麻雀P2」だ。「ロンよりしょう子を見せたげる」というフレーズをご記憶の方もいることだろう。この機種により、ゲーセンで麻雀といえば脱衣という時代が築かれた。
そしていま麻雀格闘俱楽部が登場して、オンライン対戦という第三の波が麻雀ゲームを洗っている。
※この文章だけ単品で100円で買えますが、このシリーズ39回(本1冊分)がマガジンで1000円となっています。
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