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【現代麻雀への道】76 麻雀もデータカードを持つ時代

ゲーセンシステムを導入するフリー雀荘

いやはや技術というものは思ってもいなかったことを現実化してしまうものだ。

最近は麻雀を打つ場としてゲーセンも有力になっていることはご存知かと思う。ところがここに来て、今度はリアル麻雀のオンライン化が始まったのである。

どういうことかというと、空いた時間にフリー雀荘で麻雀を打つだけで、全国大会まで参加できてしまうのだ。

これは「激闘雀風烈伝」というシステムで、加盟しているフリー雀荘に行って、最初に会員登録(500円)すると、データカードを渡される。

加盟店では卓にこのデータカードを差し込めるようになっており、半荘1回ごとに自分の対戦成績が記録されてゆく。成績によって階級が上がっていき、頂点まで行けば優勝賞金100万円の全国大会にも出場できるというわけだ。

低レートの麻雀にノーレートの楽しみが二階建てとして加わることになる。

問題は加盟店が増えるかどうかで、増えなかったら1店舗内のポイントカードとたいして変わらない。このシステムを導入するためには全自動卓をすべて入れ替えねばならないとしたら、あまりにも金がかかってし まうのではないか。

そんなふうに思ったので、このシステムを開発した麻雀用具メーカーのマツオカに電話して聞いてみた。

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※この文章だけ単品で100円で買えますが、このシリーズ39回(本1冊分)がマガジンで1000円となっています。

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