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【現代麻雀への道】39 ローカルな役

ダブルデートって役が存在する?

ダブルデートという役がある。別名アベックトイトイともいう。

これがアガリ形の一例で、マンズ・ピンズ・ソーズの2種類で同じ数字2組を使ったトイトイだという。

このアガリ形なら2mと2s、6mと6sがダブルデートしていることになる。2ハン役だが、三色同刻なみ(=役満なみ)の難易度だと予想されるから、採用したとしても、そう簡単にできるものではないはずだ。

もちろんローカルルール。インターネットで見かけただけだから、一般に普及している役ではない。採用している人などいるのだろうか? ※ダブルデートは中国には存在する役だそうで、両同刻(リャントンコー)あるいは大同刻(タートンコー)という。

かつて、つばめ返しという役もあった。これはリーチしている人が振り込んだときに発生する1ハン役で、別名を逆奪(ぎゃくはつ)ともいう。

リーチを制定したリーチの父・天野大三氏が、一発や裏ドラなどによってリーチが有利になりすぎたため、リーチにもリスクを負わせようとして作った役だ。

つばめ返しというネーミングは、宮本武蔵と対決した佐々木小次郎の必殺技や、イカサマによる天和を連想させるが、結局は普及しなかった。

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