沢尻エリカ

撮り直しする風潮が嫌【しょぼくれ中年ダイアリー】11月18日

沢尻エリカさんの薬物トラブルについて。

沢尻激震NHK大河「麒麟がくる」異例の開始延期も

昨日したツイート↓

なぜ撮り直しなんてするんだろう?
こういう風潮ってすごく馬鹿馬鹿しいと思う。
対面ばかり気にする社会って感じがする。

出演者が何か罪を犯したって、そんなに駄目なことなの?
ちょっと信じがたいような罪なら大騒ぎになるのもわかるけど、薬物なんて「はいはい、自分のやったことは自分で責任を取ってくださいね」くらいのもんじゃないのか。

そんなことで大騒ぎになるのは変で、警察沙汰ってことをやたら気にするのも嫌。みんな明日は我が身でしょ(ここの認識が世間と俺とで違うんだろうね)。

クライアント(この場合はNHKだけど)が、クレームがくるのを嫌がるんだろうという予測がある。
なぜクレームをそこまで嫌がるのか?

日本人のものすごい割合がおかしいと思ってるならわかる。
でも、数十人、数百人からクレームがくるって、それがどの程度のことなん?
「はーい、今後は気をつけます」とスルーすればいーやん。

今の世の中、企業にとって多少のクレームなんて海の波のようなもの。
いつもどっかに押し寄せてるわけで、次にどこにいくか予想なんてつかず、気にしたってしょうがない。
くるかどうかは運だけなんじゃないか。

企業がCMを作ろうとしたとき、何かしらとがったものを作らないと誰かに刺さるなんてないわけだけど、とがったものを作ったら誰かがギャーギャー言うのも当たり前じゃないか。
そういうのはトレードオフ。

いいものを作ろうとか、うちはこういう方針でいこうという信念を大事にしない社会だ。

どの会社も、クレーム電話に「うるせーよ」ってガチャ切りするようになったら、何も問題はない。なぜ企業は「はーい、わかりました」と口で言って、心の中では「うるせーよ」と思うことができないのか。

あたりさわりなくそうって、まさに信念がないこと。こういう風潮がおかしいと思われないらしいことが、ものすごい違和感だ。

トップ写真は日刊スポーツHPより

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しょぼくれ中年ダイアリー

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本業は麻雀ライターの、麻雀以外の日々のエッセイです。出版、本、漫画についての話が少し多めです。

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