見出し画像

【現代麻雀への道】22 カンという問題児

今から振り返って

今回から順番と無料エリアを変えてみます。
「今から振り返って」が引きとして一番強いんじゃないの?と人から言われまして。

今回は今までで一番内容が薄いですね…って、これじゃまるで引きになってねぇ(;・∀・)。歴史的なエピソード、事実が少なくなってます。

これまでのやつを読んでくださった方ならわかるように、初期の麻雀は、アガるゲームというよりも符を集めるゲームの方が本質に近かったとすら言えます。
だから、カンってすごく重要だったはずで、中国古典麻雀時代には、いろいろ変なエピソードがあったはずです。
でもね、中国語が読めないし、三大古書も持ってないし、そういうエピソードを見つけられなかったのでした。

昔は正しいリンシャン牌(下側)を引けるように、上側をドラ表示牌の上に乗せてしまったことは、今ではあまり知られてないですね。
ぼくが高校大学生時代、古本屋で麻雀の本を片っ端からあさっていたのですが、1980年代当時でも、やたら古い麻雀本には、ドラ表示牌の上にリンシャン牌を乗っける絵が載ってました。昭和30年代に出た本だと思いますけど、その時代になっても、戦前のルールが書かれてる本が出版されてたってことでしょう。
昔の本はテケトーなもんでした。

麻雀のルール体系を学級崩壊させる?

カンは麻雀のルールにおけるはぐれ者である。ポン、チー、ロンとくらべて、カンだけは性質が違うのだ。

ここから先は

1,168字 / 1画像
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?