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【現代麻雀への道】68 骨董品としての麻雀牌

掘り出しもの麻雀牌をヤフオクでゲットせよ

最近、知り合いから麻雀牌の鑑定を頼まれた。

頼んできたのはネット麻雀の友だち(41歳男性・大阪在住)で、麻雀博物館のパンフレットを送ってあげたら、自分でも古い牌が欲しくなったという。麻雀牌のコレクターとして目覚めてしまったのである。

それ以来、彼はヤフーオークションで麻雀牌を探すようになり、まず牛骨製の牌を買い込んだ。お値段は2万円。

牛骨を手に入れたら、つぎは象牙へと欲望がパワーアップしたようで、こちらもヤフオクで2つ買い込んだ。少し高くなって5万円と9万円。そして「本物の象牙だと思うけど鑑定してよ」と宅急便で送ってきたというわけだ。

最近こういった人が増えている。いうなれば骨董品コレクターとしての麻雀ファンである。

麻雀牌コレクターであり、またヤフオクウォッチャーでもある浅見さんによると、これまでに出品された牌で一番高額だったのは、からくり箱に入った昭和初期に作られた骨牌で、希望価格50万円の品だったという。値段もすごいがすばらしいモノだった。

また終戦直後に手作りされた紫檀(したん)製の牌が1万円から出品され、結局7万円で落札されたこともあった。これも最低10万円の価値があり、ヤフオクならではの出品物といえそうだ。

※この文章だけ単品で100円で買えますが、このシリーズ39回(本1冊分)がマガジンで1000円となっています。

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