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飛び込む勇気をくれたファーストペンギンな友達

夢を見た。

高いところから海に飛び込む夢。

とは言っても、
私は高く積み上がったテトラの上でビビリ散らかし、脚がすくんでいた。

立っている場所から水面まで、
高さ20〜30mはあるだろうか。


場所は見たことも行ったこともない所だった。
見たこともないのに、夢の中でどんな風に情景を作り出されるのかがいつも不思議だ。
デジャブと言われるように、将来、現実世界で行く場所かもしれない。これもまた不思議。

さて、先に軽々と飛び込んで海辺から私を呼んでるのは友達のNちゃん。

夢の中なので、私は「何故飛び込まないといけないのか」、という疑問は特に抱かなかった。そういう設定らしい。

ただ飛び込まないといけない、という恐怖でいっぱい。

Nちゃんが「心配しなくても何とかなるよ」
みたいなことを言って、
私の背中をおしてくれているようだ。


そういえば、"海に飛び込まないといけない"
という夢を良く見る気がする。

夢占いによると、高いところから海に飛び込む夢は、
不安を抱えながらも何かに立ち向かう前向きな心理を表しているらしい。

…心当たりがある。
ここではまだ言えないけど、私は今人生のターニングポイントに立っている。


この夢を見て、昔の記憶と繋がった。

ここに登場するNちゃんとは、高校生くらいからは別々の道を進んでいるので、大人になった今はお互いに連絡先すら知らない。

そんなNちゃんとの小学生の頃の思い出がある。

近所に住んでいたNちゃんと合流し、地元の公民館で、当時流行っていた「一輪車」に乗って一緒に遊んだ思い出。

Nちゃんは、「手すりを持ちながら進んだら大丈夫!」

一輪車を買ってもらったばかりで、一度も乗ったことが無い私は、「車輪が1つしかない?!」「"バランスを取る"とは?!」「左右どちらにも転けそう!」そんな気がして脚がすくんでいた。

一輪車に乗ったことがなくビビリな私に、
本当に根気強く乗り方を教えてくれた記憶がある。

何日かの特訓を経て、私はひとりでも自由に乗りこなせるようになっていた。


しかしこんなに昔の記憶と夢が繋がるんだなと。


そして、会えなくても、大人になっても、
私の夢の中で勇気を与えてくれたNちゃんに感謝したい。

この記事にも書いた気がするが、
自分のことばや行動が、他の誰かの心の記憶にそっと残せる人は素敵だなあと思う。そんな人に、私もなりたい。


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