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ブログ運営における「逃げ道」の確保の重要性

私はブログからの広告費(アフィリエイト・アドセンス)と企業から直で受注する案件(PR記事作成や純広告など)が主な収入源のフリーランスです。

「死ぬこと以外カスリ傷」なんて言葉がありますが、私はカスリ傷さえもビビってしまうヘタレな性格。

だから不確実要素だらけの「ブログで稼ぐ」を実行に移すにはいくつかの「逃げ道」が必要でした。

退路を断つことで本気になれるという考え方も間違いではありません。

しかし、逃げ道を確保しておくことで得られる気持ちの余裕も必要なんじゃないでしょうか。


ブログはすぐに稼げない。会社や大学を辞めてはいけない。

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ネットで稼ぐのって時間かかるんですよ。

そうとう効率よくブログ運営できる人やもともと有名人とかセールスライティングにたけている人だったら話は別ですが、私もあなたもそうじゃないでしょ?

だから半年や1年で正社員並みのお給料を稼げるか?といったら、稼げない人が大半です。

「変態的」にブログと向き合い、数をこなし、数字を分析し、自分の勝ちパターンとブログにおけるキャラ設定をさぐりつつ、試行錯誤と迷走を繰り返しながら収益化の道を模索するんです。

そもそも「記事を投稿すれば読まれる・稼げる」なんてことはあり得ません。読まれるため、稼ぐための知識やスキルがなければ、結果って出せないんですよ。

それなのに「ブログ運営」や「WEBマーケティング」「ライティング」をちゃんと勉強する人ってなかなかいないんですよね。

逆をいえば、知識をつけて継続すればOKなんだけど、時間がかかる、ってことは覚悟しておかなきゃならない。

だからインフルエンサー(もどき)が軽々しく言う「会社やめよう」「大学やめよう」ってのは、真に受けるのはどうかと思うんです。

副業からスタートし、自分に向いてるか・継続できそうか・稼げそうか、をよーく見極めてください。

私(達)が確保した「逃げ道」

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そう言っておきながら、私はブログを開設する前に仕事を辞めました。(仕事を辞めた経緯は長くなるのでここでは割愛しますが)

無職生活2か月目に「暇だからブログでもやってみるか」みたいなノリだったからです。

でもね、ちゃんと「逃げ道」は用意してたんです。

逃げ道①生活費

オーストラリアは失業保険はない、かといって生活保護を受給できる状況でもない、とわかっていての退職でした。

だから生活費+一時帰国費+旅費は準備しておきました。

「準備」といっても、私はいい年ですし勤続年数も長かったので少なからずの金額は貯まっていたんです。

年金も3年分を先払いし、贅沢はできないけど経済的な不安は排除した状態で無職となりブログを始めました。

3年くらいは収入が入ってこなくても「生活はなんとかなる」という「逃げ道」です。

※パートナーと暮らしていますが、オーストラリアでは一般的に男が女を養う(もしくはその逆)文化や「専業主婦(夫)」も少数派の印象。

逃げ道②国家資格

わりと仕事が見つかりやすい幼児教育系の国家資格を持ってます。

ブログで稼げなくても、生活費が尽きてしまっても、なんとなかなるだろう、という心の安定みたいなものですね。

実は今でも教育系の人材派遣会社に登録はしてあります。週に何度かお仕事の紹介があるので、需要はまだまだあるみたい。

家に引きこもり、人と関わらないでお金を稼ぐ快適さを覚えてしまったので、現場に戻る気はさらさらありませんが。


逃げ道③いざとなったらマレーシアへ引っ越し

私もパートナーも収入が不安定になりがちな個人事業主です。お互い仕事がやばくなったら「物価の安いマレーシアへ引っ越そう」と話をしています。

(※パートナーはマレーシア人です)

そもそも、私の仕事は9割・彼の仕事は6割ほどがネット上で完結するので物価がクッソ高いシドニーに住むのはもったいないんですよね。

現在はコロナウイルスの影響で、お互い仕事は順調とは言えない状況なのですが、

「稼げなくなったらマレーシアに引っ越してその辺のマンゴーやバナナを食べて、夜は焼きそばの屋台をやる」

という素敵なプランBを「逃げ道」として設定しているおかげでのほほんと過ごしていられます。

(今はマレーシア生活の方が楽しそうじゃね?と思うようになってるんだけど)

最後に:「逃げ道」=「気持ちの余裕」

ブログって「読者を満足させる」「読者から信頼を得る」ことができて初めて稼ぐことができると思うんです。

だから「稼ぎたい」と自分のことばかり考え、焦りが見え隠れしてる記事じゃだめなんですよ。

画面の向こうで読んでいる人をことを想ってコンテンツを作るには、ブロガーの気持ちの余裕って必要です。

退路を断って背水の陣でチャレンジすることもありっちゃありです。それで結果を出す人もいるでしょう。

でも、私は逃げ道を確保しつつ気持ちの余裕をもって、これからもブログ運営を続けていきたいなと思います。

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