1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう。
この記事は2022年M&Aクラウドアドベントカレンダーの4日目の記事です。
M&Aクラウド Advent Calendar 2022 - Adventar
M&Aクラウドのアドバイザリー事業部(MACAP)に所属している福田一樹です。
2022年はプレイングマネージャーの立場で、M&Aアドバイザーとしての担当案件業務に加えて、チームの戦略構築・戦術の考案/実施、採用活動等々を行ってきました。
Twitterもボチボチ頑張ってます。
(最近さぼり気味…)
今年のアドベントカレンダーのテーマは今年の振り返り・来年の抱負ということで、2022年の自分を振り返って1番しっくりきているノムさん(野村克也さん)の言葉をタイトルにしました。
1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう。
by 野村 克也
万年Bクラスのヤクルトの監督に就任し、1年目は5位、2年目に3位、3年目に優勝という結果を出した野村監督の言葉で、最近の自分のお気に入りワードです。
今年の振り返り
個人:花を咲かせた3年目
2020年7月にM&Aクラウドにジョインしてから約2年半、M&Aアドバイザーとしては、やっと「会社の役に立った」と胸を張れる1年になりました。
1年目はスタートアップ・IT領域の業界理解やスタートアップM&A特有の論点のキャッチアップ不足でディールが進められず、2年目は期待感が持てるフェーズまで進む担当案件も増えましたが、肝入り案件が最終契約締結直前でブレイクする等、個人的にはこれまでの社会人生活の中で最も辛い1年になりました。
自分にベクトルを向ける
目立った成果が出ない時期に「案件の質が…」「買い手が…」と言い訳を並べ、「タイミングが合えば結果は出る」と自分自身を納得させようとしたことも何度もありました。
一方で、言い訳したい気持ち、恥ずかしさを隠したい気持ちでカッコをつけても実力が付かないことは自分自身が1番分かっていたので「もう一度自分にベクトルを向ける」と決めて、M&Aのプロの方々からすると当然のこと、基礎 of 基礎に改めて徹底的に向き合うことにしました。
クライアント企業の強み、特徴の徹底的な理解
クライアント企業が属する業界の構造やビジネスモデルの把握
ディールを成約するために必要な関係者間の期待値調整の進め方 etc.
「自分にベクトルを向ける」と決めてからも、上手くいかない時は何度も「言い訳」に変換しようとする自分がいましたが、常に自分に問い掛けるようにしていたのを覚えています。
それだけが要因ではないと思いますが、入社当時のパフォーマンスが恥ずかしく思えるほどに成長を感じる1年を過ごすことが出来、結果的に複数案件成約 かつ M&Aクラウドの過去最大ディール(2022年11月末時点)を成約することも出来ました。
今年お手伝いさせていただいた案件の中には、以下のようなスタートアップM&A特有のスキームもあり、会社としても個人としても非常に意義深いディールにも関わらせていただくことが出来ました。
もちろん反省点も数多くありますが、個人としては花が咲いた1年になったなと思える2022年でした。
マネージャー:種をまいた1年目
今年はこれまでのM&Aアドバイザーから立場が変わり、7名のメンバーを抱えるプレイングマネージャーとして動いた1年でもありました。
過去の経験を踏まえて、チーム内の関係の質を大事にして「まずは良い雰囲気を作って、そこから結果を出すこと」を突き通した結果、雑談しすぎて会議が終わらないというような初歩的ミス、「テクノロジーに疎い」「独り言がうるさい」とメンバーからイジられる散々なキャラ立ちをすることになりましたが、結果的には期初に設定したチーム売上目標を120%達成し、関係の質だけではなく、一定の成果も出せたと思っています。
一方で、メンバー毎に成果にバラツキがある状態になっており「メンバー全員が成果を出して、チームの目標を達成すること」がマネージャーの仕事だと考えているので、そういう意味では全然足りないなと感じる1年でもありました。
これに限らず、マネージャーとして学びと気付きが多い1年だったと振り返っています。
来年の抱負
マネージャー:水をやる2年目に(できれば花も咲かせる)
来年はまた今年から立場が変わり、M&Aアドバイザリー事業部の部長として仕事をすることになります。
今年の振り返りでも書いた通り、マネージャーの仕事は「メンバー全員が成果を出して、チームの目標を達成すること」だと考えているので、メンバーが輝くための仕組み作りを進める1年にしたいと思っています。
「全員で勝った!!」と言える成果を出していきます!
スタートアップM&A:本格的に種を撒く1年に
最近はスタートアップのイベントに参加させていただくことも多く、広報チームの動きの成果も出ていて、徐々にM&Aクラウドの認知は広がってきているなと感じている今日この頃です。
一方で、代表の及川やCFOの村上への相談等、まだまだ個の力に頼って属人的にやっている部分は大きく、来年はチームの力で、スタートアップのM&A・資金調達のマーケットの中で存在感を出していくために新たな取り組みをどんどん進めていきます。
これから拡大していくスタートアップM&A市場で、まだ誰も正解を持っていないルートを作っていくことが来年の仕事です。
最後に
M&Aクラウドとしても、M&Aアドバイザリー事業部としても撒きたい種(新サービス)はたくさんあります。伸びしろしかないです。
今のM&Aクラウドには
「自分で種を撒いて、自分で水をやって、自分で花を咲かせる」
そんなことが出来る環境が整っています。
一緒に花を咲かせてくれる仲間を募集していますので、少しでも興味を持っていただけたら、ご連絡いただけると嬉しいです!
福田のTwitterから連絡いただいてもOKです!
アドバイザーはもちろん各種ポジションでメンバー募集していますので、お気軽にご連絡ください!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?