ワークとライフに役立つネット記事(30)~上司ができていない人として当たり前の行動

 今回の記事は、
「上司は、部下という他人に対し、当たり前の礼儀をきちんと実行できていますか?」
と問いかけるものです。

 仕事は様々な人とコミュニケーションを取りながら作り上げるものであり、良い関係を構築するには自分が他人とどう接するかで決まる。礼儀正しい行動(子供でも分かる人として守るべきモラル)を取れる人が仕事を成功に導く。しかし、軽く考えて実行できない上司が驚くほど多い、というのです。

 ポイントは、部下から上司への礼儀ではなく、「上司から部下への礼儀」です。日本のビジネス組織では、前者(世辞)ばかりが重要視され、後者は無視されがちです。すなわち「縦社会」の秩序意識です。このことが、上司から部下に対する各種ハラスメントをまん延させる土壌となっています。

 記事のまとめである「礼儀正しさは、人としての原理原則」という言葉は、とても大切であると感じ入りました。
 私自身、期待するリアクションを見せない相談者に対して、思わずむっとしたり、つい上から押し付けるような言い方をしてしまうことがあるので、反省、反省です。市役所という組織をワンチームとして機能させるという大きな視点を保ち、常に自分の言動を省みながら仕事をしなければ、と改めて思いました。