ワークとライフに役立つネット記事(39)~恐怖のテレパシー上司、自己犠牲上司…じつは自分自身が一番困っていた

 今回の記事は、「日本人のビジネスリーダーは頑張り過ぎる人が多いが、結果に結びついていない。まずは自分の思い込みに気付く必要がある」と説いています。
 記事の中では、多くのビジネスリーダーが持ちがちな「10の思い込み」が挙げられていますので、チェックしてみてください。

 日本のビジネス組織では、仕事を最優先とし、プライベートを犠牲にすることが賞賛される風潮にあります。しかし、そのような状態が続けば、むしろ疲弊から仕事の効率が落ちて行きますし(明白な逆効果)、そもそも「自分は何のために生きているのか?」となって、モチベーションも右肩下がりです。
 また、リーダーが疲れて余裕がなければ、記事でいう「レッドゾーン」のように、メンバーに対して怒りを感じやすく、攻撃的となり、パワハラのリスクも跳ね上がります。
 そういうギスギスした職場になっていませんか?

 仕事で発揮するパワーを大きくしたいなら、逆に、ポジティブにエネルギーを注げる対象(家族、スポーツ、趣味、推しなど)との時間をしっかりと確保して人生を楽しむべき、という記事の指摘は、本当にそのとおりだと思います。
 私であれば、週末にアニメイベントがあればワクワクでその週の仕事は全く苦になりませんし、遠征で肉体的には疲れても、「よし、俺生きてる! 次の遠征費用を稼ぐために頑張るぞ!」って仕事のモチベ爆上がりです。
 皆さんにも、そういう「生きてる意味を実感する」時間があるはずです。
 ピンとこない方は、是非、自分自身とじっくり対話し、再発見してください。
 上司が人生を楽しんでいる姿を見せなければ、誰もそんな立場になりたいとは思いません。部下はあなたの<生き方>を見ています。