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あれから、いちねん。


この記事を書いてから、約1年が経ちました。



あっという間の1年。



ボボちゃん、お元気ですか。


おばあちゃんやおじいちゃんに
たくさん可愛がってもらっていますか。

たぶんきっと、わたしの分までたっぷりたっぷりと可愛がってもらっていることでしょう。


そうそう、食べきれないほどのうどんや炒飯を出されたら、素直に食べられないって言っていいんだからね。わたしみたいに無理して食べようとしなくていいよ(笑)

どうせきっと近所のおばちゃんやおじちゃんも
「ほら食べまい!」って言ってたくさん食べ物を腕に抱えて持ってくるんだから。

ふふふ。

そんなことを想像して最近では笑えるようにもなりました。

でもお母さんもお父さんも
あなたを失った悲しみは未だに癒えていません。

ただ泣いてばかりじゃいけないと、
少しずつ前を向いて頑張ってきました。

お母さんは1年前と同じように夜勤の戦いに挑んでいるし、お父さんは社会を少しでも良くしようと一生懸命頭を動かして働いています。

あの頃と何にも変わっていないように見えるけれど、でもきっと何かが違う。

悲しみに打ちひしがれていたあの頃。
泣き叫んでいたあの頃。

そしていま、、

悔しさや涙を、ようやく今、少しずつですが前へと進む原動力に変えられている気がします。

今でもあなたがお腹にいることがわかった時のことを思い出すととても幸せな、嬉しい気持ちになります。

失った悲しみより、あなたが少しの間でもわたしたちのもとに来てくれたことを大切にしたいし、ありがとうと伝えたい。


ごめんね、ばかりじゃなく、

ありがとうを伝えたい。

2回目の診察時


お母さんはやっぱり世界で1番あなたを愛しています。
ちなみにお父さんのことは2番目です。

あ、1番目と2番目は6億光年くらい離れているよ(笑)  
ダントツでお母さんはあなたのことを愛しています。

これから先もがんばるからね。
お空から見守っていてね。

あなたがお空の上でみんなに可愛がってもらいながら、笑って元気に楽しく走り回っていることを、お母さんはお空を見上げて心から祈っています。

あなたのお母さんより

2024.5.16

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