No.116 僕から作者へ

「ねぇどうして僕は貴方の作る日常を生きてるの?」

私宛に登場人物が文字を掛けてきた。

『私が考えた140字の話には君達が必要だからだよ』

「どうして?」

『君達が居無かったら、私のただの独り言になってしまうだろう?』

「僕に経験させ、僕が代弁してるわけか」


そう…私に経験できない人生を。

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