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キングコング西野さんより考察。

~確かなラーメン論

先日、西野亮廣さんのボイシーより「1つの物差しだけで判断するのは危ない」という話に共感いたしました。

内容は、あるスキャンダルに物申す動画再生が100万回再生されているのに、人気アーチストの新曲のMVの再生回数がそれほど伸びていないという現状で、再生回数だけで判断すると100万回再生されている方が回っているのだが、世の中に産み落としている価値で考えれば、後者の方が大きい。
新曲のMVがあるおかげで、ファンの方がライブに足を運ぶ事が出来たり、グッズが売れたり、スタッフさんの雇用が生まれたりする。価値が芋づる式のように生み出す事を考えるのが大切で、再生回数だけで判断するのは危険ですね。というお話。

その日のお昼、ある牛骨ラーメン店に入りました。とはいえ、お昼時も過ぎた3時前でしたのでお客さんもいてなく「大丈夫かな」と、しっかり手洗い、消毒をして入店。
私、ラーメンは豚骨、たまに無性に鶏派です。

牛骨か~。と一切アウトオブ眼中だったのですが、その日はなぜか気になりふわふわ~と入りました。

「美味しい!」

素直にそう思いました。麺も細麺でスープによくなじんでおりました。牛骨なのか途中、若干くどさを感じるもののけれど一気に食べ干しました。

「また食べに来るかな。」そう思えるラーメンでした。

ラーメンの評価は、「行列が出来ている。」だとか、「グーグル評価点」とかで判断されることが多い。
これを鵜呑みにして判断すると、実際食べてみれば意外にもがっかりすることの方が多い。その判断(行列ができているのだから絶対美味しい!)で、もうすでに自分の頭の中はハードルがかなり上がっているから、食べるまでに創り上げてきた概念がガタガタと音を立てて崩れ去っていく。
(こののれん、オシャレにつくられているなぁ。トイレも清潔感抜群や。レイアウトも隅々までこだわり感がでている。アルバイトも徹底管理されている)

それに対して、何十年と続いているお店。とか常時行列ができているわけではないが、ピークタイムはお客さんが一杯。とかカップラーメンなど他の業者とコラボ商品を出している、またFC展開されている。などのお店の方が、ハズレが少ない。

西野さんの言われる、「どれだけ世の中に価値を落とし込み、芋づる式に価値を生み出しているか」が見極めるポイントなのだと思う。

今日いただいた牛骨ラーメン店は、きっとそんなお店なのだと、お店を出た時に西野さんのボイシーをラーメン論に変えてみた・・でした。

それもこれからの私のビジネスに置き換えても、そこは絶対はずさないよう気をつけて取り組んでいかなければ。そんな思いでした。


で、ここからはちょっと余談なラーメン論ですが(笑)次の日、いつもの豚骨ラーメンで、「昨日の冒険から元に戻ろう」と入りました。食べてみると・・・「えっ!うすっ!」て思っちゃいました。
昨日の牛骨の方が味が強かったのでしょうか。

「いやいやいやいや」私のラーメン人生、たった一回でこんなにも覆されるわけがない。絶対おかしい。けれど食べ終える最後までその感想のままで、その一問一答で頭の中がパニックりました。

「こんなはずではないのに。」次の日、また同じお店に入りました。

「そうそうそう!これこれこれこれ!」やっぱり私は豚骨、たまに無性に鶏。


これの再確認のため、結局3日間、おひるごはん、ラーメン。

どんだけ麺をすするのか。


けれど、3日連続でも、ラーメンはやっぱりいいよ!

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