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何でモデルになろうと思ったの? 無謀なミラノ挑戦

モデルのかおる@滋賀です。

「ミラノに来たら?」という一言で10日後には飛行機に乗った続きです・・。


ミラノへと降りたち、Yちゃんが駅まで迎えにきてくれました。

パリ以来の再会。といっても彼女の会うのは2回目。

彼女がステイしているアパートに私も転がりこませてもらいました。

ミラノの事務所に関しては(そもそも日本以外の事務所事情は何もわかっていない)まったく無知だった私。

それでよくノコノコとミラノによくきたもんだ と今振り返ると思うのですが、彼女のおすすめ事務所を教えてくれ、次の日から事務所回りを開始しました。

そうです。ノーアポです。

1つめの事務所。ミラノ市街地からすこし離れたところにありました。


私はインターホンを押す勇気がありませんでした。

数分の格闘の末、何とかインターホンを押し、ロックが解除され、階段を上りました。

そしてスカウタ—のMariaとブッカーのChiaraがいました。

彼女たちは笑顔で私たちを受け入れてくれ、ブックを見てポラを撮って何やらイタリア語で二人で話したのち、

英語で何かを説明してくれました。

当時の私は彼女たちの話す英語がよく理解できていませんでした。

「だめだったのかな。そらそうやわな。一発目やし。」

と席立とうとしたら

「no no ! listen!!!」

「 I would like to confirm you 」と言われ、そこでやっと

二人は採用してくれた ということがわかりました。

しかし私は一緒にいたYちゃんのことを指してると思い、

「her?」 と聞くと

「no . both」

と言われ、

「え???まじで???」

とにわかに信じがたい答えがかえってきました。

「いつまでいるの?」

「ら・・・来週まで・・・。」

「そうか・・・短いわねぇ」

そらそうだ。だって、事務所きまったらいーなーくらいのノリでしか来なかったもん。

そこでYちゃん

「わたしたち、まだ他にアポがあるからここの事務所にするかどうかはまだ考えさせて」

と答える。

私はもうここで充分です!!!と内心思っていた。

二人の名刺をもらい、「ここに連絡ちょうだいね」と言われ、事務所を後にする。

落ち着くために近くのカフェに入る。

やはりまだボーっとしている。

気持ちを落ち着かせながらも、落ち着かない。

そんなこんなで、のちに数件まわったものの断られ、私は

「きてもいいよ」

と言ってくれた最初に突撃訪問した事務所に所属することになりました。

ここからが私にとっては本当の意味でモデルライフのスタートとなりました。

ほなまたのち!

本家ブログ:fuku3.jp




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