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【福岡グルメ】上川端/大地のうどん 中洲店/かきあげぶっかけ680円【ドデカかきあげとムチ・ツヤ・ツルンの艶麺】

2月1日に川端商店街内に「大地のうどん」がオープンしました。めでたいです。福岡市西区の本店をはじめ、福岡では博多駅や筑紫野、久留米など複数店しており東京は高田馬場にも店舗があります。博多駅のお店ではよく行列ができていますね。職場から比較的近い川端商店街にできたのは嬉しいです。

大地のうどんは「豊前裏打会」というグループに所属しており、うどん麺が好きという共通点で集った店主が修行の成果を認められたら名乗れるという、かなり武骨でしっかりした会です。現在その数40にも上り、福岡が中心ですが関西や宮崎などにもお店があるようです。天神・大名には武膳や和助があります。

麺や出汁の材料は共通のものを使い、それぞれのお店で工夫し個性を出しているのが特徴です。特に代名詞ともいえる麺は、豊前裏打会の独自ブレンドで普通のうどんでは行わない特殊な熟成を繰り返すことで、もちもちしこしこかつツルッとした他にない透明の麺を実現しており、その配合や寝かせ方にお店の違いがあるようです。一歩間違うと腐敗してしまうような難しい管理が求められるため、店を開けられないようなこともあると聞きます。また、大ぶりの天ぷらで目とお腹を満たしてくれることも共通点ですね。

さて、そんな人気の大地のうどんですが、中洲川端商店街の中間くらい、コッペパン専門店「いわいめでた」跡にオープンしています。この周辺は豚骨ラーメンの長浜家にはかたや、一竜にきりん、非豚骨の月光軒、どさんこ、うどんもウエストに釜揚げうどん、肉肉うどんなど麺類の大激戦区なんです。まだ他にもありますよ。そんな状況でも、大地なら間違いなくしっかり人気出るだろうという信頼感があります。

店舗外観。いわいめでたが隠れてませんが、かなり大きい店舗名が目立ちます。ご覧の通り、券売機は店外です。

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券売機にはオススメメニューが載っていました。写真から漂うごぼ天のインパクト。この価格はほんと安いと思います。

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上の写真は画像付きですが、メニュー全体だと文字情報だけになります。こっちじゃないと丼はスルーしてしまいそうですね。

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実はこの前日に津屋崎の「三日月庵」に行っていて、2日連続で天ぷらとうどんなのでした。でも大地のうどんで初回は天ぷらを食べないわけにはいかない、と今回はかきあげぶっかけを。豊前裏打会のあの麺は、冷たい麺で食べたいのです。

行ったのが夕方18時前だったので、お客さんは少な目。女性一人客もカウンターに2人いらっしゃいました。川端商店街は外国人観光客もかなり多いので、すぐ大賑わいになりそうですね。

かきあげぶっかけ到着。このサイズ感、わかりますでしょうか。大人男性の手の平くらいは優にあるビッグなかきあげです。薬味のネギ生姜が2日連続天ぷらの罪悪感を打ち消してくれます。

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まず麺とごっそり混ぜる前に一かじり。うん、揚げたてでおいしい。野菜が多く、玉ねぎの甘みが良かったです。そしてメインディッシュの麺を。やはりこの麺には艶やか、官能的というフレーズがしっくりきます。ムッチリしてツヤっとした表情でツルンとしている。それでいて噛み応えしっかりで、食べ始めるともう他のことを考える暇がありません。更にかきあげと麺を凌辱的に揉みくちゃに混ぜて平らげる背徳感は、また堪らないものがあります。一心不乱に頂きました。

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お昼時の混み具合が気になるところですが、間違いなく定期的に通うことになるでしょう。安定のうまさでした。ざるも試してみたいが丼もいいですね。ごちそうさまでした。


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