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FUJIFILM「X Summit」5/31開催直前に思うこと

私はFUJIFILM Xシリーズのユーザーでもあります。
2017年から使っているのですが(ただしキヤノンEFも使用中)、他メーカーとは一線を画した色つくりと懐かしのフィルムカメラを思わせる本体&操作性で気に入っています。

もちろん、キヤノンの長年の実績と技術力・シェア率には敵いませんが、
フィルムメーカーだけに色のこだわりは全然違います。
あと、XシリーズはAPS-Cセンサー搭載ながら、コストパフォーマンスの高いラインアップであることも特徴といえます。

とはいえ、高画質・高機能が故に高価格になっているのも事実。(3大?メーカーほど大きくはないと思うが)
これからの富士フイルムの製品づくりはどうなっていくのか?
実は5月31日(火)にオンライン開催される「FUJIFILM X Summit 2022」を前に、予想と私ならではの仮定を述べたいと思います。

FUJIFILM公式YouTubeチャンネルより

FUJIFILM Xシリーズは誕生から11年。
APS-Cセンサー採用とフルサイズに劣ると思われるようで、それなりの強みを生かす絵づくり。
多種多様なレンズ、フィルムシミュレーション、さらにはクラシックなデザインで、徐々にユーザーを増やしています。
2017年より、中判(のちにラージフォーマットと称する)のGFXシリーズも登場させています。

CP+2018 FUJIFILMブースにて

1番の目玉は、昨年開発発表された「Xシリーズの次期フラッグシップ」。
「X-H1」の後継でしょうか?

Xシリーズ初、ボディ内手ぶれ補正搭載を搭載した
フラッグシップ機のX-H1
CP+2018 FUJIFILMブースにて

Xシリーズにおけるボディ内手ぶれ補正(In-body Image Stabilizer: 以下IBIS)は、このX-H1が最初。
以降、Tシリーズ(X-T4)どころか、下位のX-S10にも搭載されています。
(GFX100s、50s IIにも順次搭載)

X-H1の上面
Tシリーズとは明らかに異なり、Xシリーズ初のサブ液晶画面がある。

あるブロガーさんからは、
「FUJIFILMのIBISは遅れている」
という指摘がありました。

ただ、個人的にはIBIS絶対主義ではなく、撮り方によると思います。デメリットや遅れとは思わないですが…
ただ、ほとんどの単焦点レンズ及びXF16-55mmF2.8にはOIS(Optical Image Stabilizer: レンズによる光学式手ぶれ補正)がありませんので、
それらのレンズをお使いの方には重要視されると思います。
(明るい場所だったら、適度な感度と早いシャッタースピードに設定すれば問題ないですけどね)

動画撮影の目的で考えられているのであれば、IBIS搭載は重要視されるでしょう。
さらに、動画の連続撮影時間が無制限になるかどうか…?

個人的には、気になるXFズームレンズ2本が正式に発表なるか…?
昨年の「X Summit 2021」にて発表されたもので、Xシリーズ公式サイトの「レンズロードマップ」に記載されています。

XFレンズロードマップ(FUJIFILM Xシリーズ公式サイトより)

上記レンズロードマップから、2022年内の発売予定と思われる
◆XF18−120mm
◆XF150-600mm
がどういう形で発表されるのか。
18-120mmは一部ユーザーさんの間で賑わっているようですが、どのような形で出るのか?(すでに18-135mmがあるので、動画向け?パワーズーム搭載?)
150-600mmはレッドバッジになるのか?
個人的には、150-600mmにかなりの興味があります。
天体・野鳥など超望遠を必要とされる方々には、待望のレンズでしょうか…

余談ですが、GFレンズ(ラージフォーマット)も年内にズームレンズ1本
2022年内の発売予定の旨が記載されています。

GFレンズロードマップ(FUJIFILM Xシリーズ公式サイトより)

現在のGFレンズ最高角は23mm(35mm換算で18mm)。
それよりも広角に写し出せる20mmはどういう世界なのか?
(20-35mmのズームレンズ)
昨年のGFX50s IIの発売で、ラージフォーマットの(価格面での)敷居が低くなり、これからの展開が楽しみです。
とはいえ、GFXの登場からまだ5年であり、じっくり熟成と展開が必要ではあるのですが。

なんだかんだ気になる「X Summit OMIYA 2022」は、5月31日(火)22時からYouTubeライブにて配信されます。
どんな発表か楽しみです。

※当日に上記チャンネルページから、配信ページのリンクが設定されます。

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