旅行のプランニングをしてみよう ~②自然大好き、ハイキングやウォーキングも楽しみたい人編~

こんにちは。fukuです。

前々回の投稿、旅行のプランニングより、今回は「自然が大好き、ハイキングやウォーキングも楽しみたい人」の為の旅行プランをいくつかご紹介したいと思います。

前々回の記事はこちら。

① 王道の観光ルートと温泉地で、旅行気分を存分に満喫したい
② 都会より自然を好み、出来ればハイキングやウォーキングも楽しみたい
③ テーマパークやレジャー施設など、行きたい施設がある
④ とにかくグルメ旅がしたい
⑤ 低予算の中で、楽しめる旅行にしたい

今回は、この中の②のパターンになります。
私自身、①の the 観光旅と同じくらい、軽いハイキング旅行も好きで、リフレッシュの為にちょくちょく自分旅行に取り入れています。

ここでは1泊でもなんとか楽しめるかな、という範囲のプランをご紹介いたしますので、お休みが取りにくい方にも是非参考にして頂ければ嬉しいです。
※今回も前回同様、京阪神を起点にした移動を想定したプランニングとなっておりますので、予めご了承ください。

熊野古道と湯の川温泉/川湯温泉の旅(和歌山県)

熊野古道は和歌山県にある言わずと知れた日本の世界文化遺産で、熊野古道とは熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる参拝道の総称になります。
熊野古道には様々なルートがあり、中でも初心者にもおすすめしやすいのが、今回ご紹介する発心門王子から熊野本宮大社までルートです。

おすすめのポイントは、熊野古道の中でも比較的アクセスが良い点と、参道のコンディションの良さです。初めての熊野古道でも安心して歩くことができ、数ある熊野古道の中でもNo.1の人気コースと言われています。
その為、土日やシーズン中は混雑も予想されます。

まず、神戸・大阪・京都から紀伊田辺駅まで、2時間(大阪発)から3時間(神戸発)ほど、紀伊田辺駅からはバスに乗り換えてさらに約2時間。
どこがアクセス良好やねん、と言われそうですが、熊野古道の中ではいい方なんです。
ちなみに紀伊田辺駅までは、新大阪か天王寺でJR特急くろしおに乗り換えて、そこから2時間少々です。

熊野古道は山道を歩いていくため、ウォーキングは移動日ではなく、2日目の朝からになります。
ということで、1日目は紀伊田辺駅に着いたらゆっくりお昼でも食べて、そこからウォークの起点になる熊野本宮大社付近の温泉地へバスで約2時間の移動です。

宿泊は熊野本宮大社近くの「湯の峰温泉」または「川湯温泉」でお選びください。

翌日のウォーキングでお弁当昼食を楽しみたい場合は、事前にお伝えすればお弁当をご用意くださるお宿も多いので(追加代金要)、一度お宿にお問い合わせ頂ければと思います。

発心門王子から熊野本宮大社のルートは熊野本宮観光協会のHPで分かりやすく紹介されていますので、ご参照ください。

ルートは比較的歩きやすく整備されていますが、必ず歩きやすいスニーカーで行ってくださいね。(トレッキングシューズでなくてもOKです)

爽やか上高地満喫ハイキング(長野県)

上高地は私の大好きな観光地の1つです。
仕事でも何度もお客様をご案内したところで、避暑地という名がピッタリな夏でも爽やかな場所にあり、旅行気分もしっかり楽しめるとても良い観光地です。
2泊3日を推奨しますが、大阪からの直通バスが出ている期間なら1泊2日でも楽しめます。

大阪駅から直行バス『さわやか信州号』が運行している期間は4月末~11月初旬で、ベストシーズンは初夏~初秋です。
※その年のバス運行スケジュールはアルピコ交通のホームページでご確認ください。

1日目、大阪駅7:00発、上高地13:45頃着で、まずはホテルチェックイン。
※到着日の宿泊は、散策の利便性から上高地エリア内で手配をおすすめします。
1日目の到着後は河童橋周辺の観光などでゆっくりお過ごしください。
私は河童橋近くの五千尺ホテルで、優雅にティータイムを楽しんだり、お土産屋さんを見て楽しむのが好きです。

五千尺ホテルのケーキセット

2日目は早朝に大正池方面散策、朝食後、明神池へ散策がおすすめです。
1泊プランの方は、散策後、バスで関西へ(13:30発、または15:40発)。
2泊プランの方は、2日目に明神池周辺でランチをしたり、さらにその先の徳沢まで足を延ばすことも可能です。

2泊目は平湯など、奥飛騨温泉郷のお宿にてご宿泊するのも良いかと思います。(もちろん上高地連泊もよし)
3日目のおすすめプランは新穂高ロープウェイ。
西穂高の観光を楽しんだ後は、13時過ぎ平湯発のバスで関西へ。

小坂の滝めぐりと下呂温泉&高山観光(岐阜県)

小坂の滝は下呂温泉高山からアクセスの良い散策スポット。
知名度はそれほど高くないので、聞いたことないという方が多いと思いますが、温泉観光も絡めて自然を楽しめる点がおすすめのポイントです。
※このプランは、レンタカー利用がおすすめです。

小坂にある滝は御嶽山の2度の噴火で流出した溶岩によって作られたもので、200箇所以上あるといわれています。
その中でもおすすめしやすいのが「三ツ滝コース」。
このコースは「三ツ滝」、「あかがねとよ」、「からたに滝」を含めた5つ滝を楽しめる約3時間の散策コースです。

まず新大阪から新幹線で名古屋へ1時間弱、名古屋からはJR特急で下呂まで約2時間。
下呂温泉に宿泊する場合は、駅から徒歩や送迎にてホテルへ移動が可能ですし、翌朝ホテルから観光を始めるなら、下呂駅到着後、駅周辺のレンタカー会社を利用して、車でホテルへ移動するのがいいかと思います。

下呂からも高山からも、小坂の滝散策出発地点のがんだて公園駐車場までは40分前後。
おすすめプランとしては、下呂温泉泊、翌日小坂の滝散策後、高山へ車移動、高山散策後、高山駅へレンタカー乗り捨て返却というのもあります。
1泊2日で、自然も観光もしっかり楽しめます。

赤目四十八滝と奈良観光(三重県)

赤目四十八滝は三重県の奥地にある滝の名所なのですが、散策ルートもレベル別に選択でき、なによりマイナスイオンがたっぷりな森の中にある、素晴らしい散策ルートの観光地です。

大阪駅から約1時間半、京都、神戸からでも約2時間の移動で近鉄赤目口駅へ。各地から難波や鶴橋などで近鉄に乗り換えて向かいます。

赤目口駅からはバスで約10分で、散策のスタート地点の赤目滝入口へ到着。おすすめは「岩窟滝」までの片道90分コースですが、自身のない方には「布曳滝」までの片道23分コースでもいいと思います。
※赤目口駅~赤目滝のバスは本数が少ないので、必ず事前にご確認ください。

宿泊プランでのおすすめとしては、1日目、赤目滝の散策を楽しんだ後は、奈良駅へ移動し、宿泊。翌日は奈良公園周辺の観光を楽しむコースです。
車で行く場合は、1日目に奈良観光、翌日に赤目散策でもいいかと思います。(赤目口駅からバス利用の場合はホテル出発が8時頃になる為、あまりおすすめしません。)

赤目滝はどの季節でも見せる景色を変えて楽しめるので、お気軽にふらっと訪れてみてください。

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