過敏になってしまうことが残念だし疲れる
はっきりとしたトランスヘイトまではいかないが、性自認の存在や性別移行の効果に懐疑的な記事をシェアしていたり紹介している、みたいなものを目にして朝から緊張感が走った。
最近こういうのほんと増えた。
どんな意図でその行為をしているか分からないし、とにかく知りたくて、本当はどうなの?って色々探求してる人かもしれないんだけど。そして「実際の性的マイノリティってどんな感じなんだろ?」ってフォローしたり覗きにくるのかもしれないけれど。
でもなんせ日々ヘイトを目にしすぎて、被害に遭ってる人も見すぎて、そういう発信内容を見ると、反射的にぐっと恐怖心や抵抗感が湧き上がる。
ぶっちゃけ、どんなつもりなのか分からなくてものすごくこわい。仮に知りたい意図の人であってもこわい。
先日、支援関係の仲間と話していた時に、「今年の春頃からずっと緊急事態宣言みたいになってるよね」という話になって、めっちゃそう!!と盛り上がった。
日常の中にヘイトが滲み出してきて、不意に触れてしまったりするから、今までだと気にならなかったことが身構えてしまうし、疑ってしまうし、過敏になってしまう。
いつ何がくるかわからなくて、緊張が解けない。
これこそが被害の実態だなと感じる。
直接的にアタックされてる人ももちろんいて、それはもちろん本当に酷くて許されないことなんだけど、それを目にしている人も暴力に晒される。面前DVとかいじめの目撃みたいだ。
固まってしまう。
俺には(そして多くの性的マイノリティにとって)まだまだ今は非常事態。体が固まるほどに。
どれだけこの状態が続くのか分からないけれど、できるだけ意識的に日常を過ごしていたい。
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