夢は大いに叶っている

まだ吾郎さんに出会っていない頃、パートナーとやりたいことを色々思い描いていた。

パートナーと一緒に学びたい。
パートナーと全国あちこち飛び回って、移動しながら働いて暮らすような体験がしたい。
自分の仕事をパートナーに応援してもらいたいし、パートナーのことも応援したい。

思い返せば、あの時切望し、思い描いたものを吾郎さんは次々と叶えてくれている。

ネイティブアメリカンの学びに参加してくれた吾郎さんとは、日々分かち合い、今や我々の対話の中でも大切なトピックになっている。

俺の講演を聞きにきてくれたり、1人でトークイベントをした時には俺のメンタルケアから荷物持ち、当日の受付や記録などの実務に至るまで大活躍。
また、講演に同行し記録もしてくれている。
そしてもちろん、言葉でも全力で応援し肯定してくれている。

来月は学びのために共に沖縄のセレモニーを体験し、その後俺の講演にまたも同行してくれる。
何度も思い描いた、仕事や学びのために一緒に電車や飛行機に乗っている景色が現実になる。

はたとそれに気づき、とても驚いた。

パートナーと一緒に飛行機や新幹線に乗り、学びを分かち合ったり、互いの仕事の感想を分かち合い、労い讃えあいながら乾杯する映像を何度も思い描いていた。
ふたりで明日の話をすることを望んでいた。

そうと知らずに、夢の波紋を、何度も何度も投げかけていた。

こうして何気なく、夢は叶うのだなぁ。

吾郎さんからも、こんなことがしたいと夢や願いの話を聞くようになった。
それも一緒にかたちにしたい。その景色の中に、俺もいたいと望む。

生きてきてよかった。本当に。