見出し画像

自分の身体に向き合う

ピラティスをしている時間はタイトルの通り「自分の身体に向き合う」時間である。
「自分の身体に向き合う」時間だなぁと感じる時は人それぞれだろうけれど、私がもっとも頻度高く実感するのがピラティスをしている時。

ピラティスをしているとなぜ自分の身体に向き合っていると感じるのか、経験に基づいて書いていこうと思う。

筋肉を意識する

1つ目はどこの筋肉を使って動いているのかをインストラクターの指導のもと意識すること。しっかり勉強した有資格のインストラクターなら、正しい動きをするのにどこの筋肉を使うことは理解した上で指導するし、受講者の動きから代わりに使ってしまっている筋肉を理解し、正しい筋肉が使えるように口頭やタクタイルでリードしてくれる。
インストラクターのリードによって同じ動きを繰り返して行うとどんどん正しく使えるようになって、インストラクターからも「よくなった!」と褒められる(嬉しい)。
私はピラティスの経験が8年以上と長く、マットのインストラクター資格のクラスを受講したことがあり、使って欲しい筋肉が使えていないと理解して修正することができるのも大きいかもしれない。
もちろんわからなければ、動いた後に確認するなどして、より理解するようにしている。

呼吸を意識する

2つ目は日々の生活では無意識で行っている呼吸を意識すること。当たり前だが、毎日今吸ってる、吐いてるなんて意識しない。
ピラティスでは鼻から吸って口から吐く呼吸だが、動きに合わせて吸ったり吐いたりするので、どう考えても意識するのだ。
加えて、背中側にとか、側臥位の時に天井側の肋骨を意識して広げるように空気を入れるとかするので、自分でもどこの肋骨を広げよう、広がっているかなと感じながら呼吸する。
余談だけど、起きている時間の多くは座っているし、仕事メインだから固まりやすい。仕事している時間でもたまに呼吸に意識を向けて、肋骨を広げる意識を持つとそれだけでリフレッシュできることも多いし、集中しすぎて呼吸が止まりがち、なんてことも解消できる(もちろん定期的に休憩して軽いストレッチとかするのがより良いと思う)。

レッスン後に変化を感じる(自己肯定感の向上)

3つ目はピラティスのレッスンを受けた後(あるいは受けている最中)に身体の変化を実感すること。
体であれば、張っていた背中がスッキリしたとか、体が軽く感じる、なんてことは日常茶飯事だ。それに加えて同じ動きを繰り返して少し可動域が広がったり、正しく動けたりすると、いわゆる「自己肯定感」が上がるのだ。
私は体だけでなく、心も晴れやかになれることをほぼ毎回実感しているが、人によっては必ずしも毎回ではないかもしれない。でもレッスンを受けた!ということだけで褒めてあげたらいい、と思ってしまうのは私だけだろうか?

長年ピラティスをしているけれど、日々自分の身体に向き合うなんてことは難しい。だからピラティスをする時間はとても大切だ。

ただ実は、ピラティス以外に自分の身体に向き合うことが大切だなと実感することがあるので、次回そのことについて書いてみたいなと思う。


画像 著作者:senivpetro/出典:Freepik

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?