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青森県産のにんにくおいしい!


夫はにんにく、にら、玉ねぎの味が苦手。

玉ねぎを使うときは加熱する場合でもあらかじめ水にさらしたり、チヂミを作る時はニラの代わりににんじんの千切りを使ったりしていた。

にんにくは代用しようがないので、ほとんどにんにくを使った料理は作っていなかった。

ここ最近、料理のレパートリーの乏しさに我ながら嫌気がさしていたので思い切って自分の大好物を作ることにした。

餃子!

白菜とニラと豚ひき肉に、鶏がらスープの素、オイスターソース、生姜ににんにく。

にんにくは青森県産と書いていたものを買ってみた。

結果、とても良かった。ニオイはほとんどしないのに、風味やうまみがある!!

これなら他の料理にもどんどん使えるぞッと思って嬉しくなった。

餃子といえば父親の得意料理で、大量の餡を両親やきょうだいと一緒に包んだ実家時代の思い出がある。

あの頃に比べて、ひとりで黙々と包む作業はすこし寂しく感じたが、こうやって手の感覚を通して思い出に浸るのもわるくないと思った。

実家に住んでいた幼少期〜思春期の時代は、ほんとうに毎日辛かったはずなのに、数年経った今、ほんの束の間だった穏やかな時間の記憶が、優先的に表面に浮上してくるから不思議だ。
大人になるってこういうことなのかもしれない。


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