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山に囲まれたアウトドア体験

こんにちは、大学生1年生のとうふです。
先日、2021年12月11日・12日の自然環境リテラシー学の活動に参加してきました!

今回は大台町の奥伊勢フォレストピアという場所での活動で、南伊勢の夏の海で行われた自然環境リテラシー学とは打って変わって、山に囲まれた場所でのキャンプでした。
この活動を通して、私が感じたこと・思ったことを記事にしてみました。
もしよければ最後までお付き合いください。

1日目「山登りとご飯と温泉」

山登り

自分たちで進む道を決めて登っていこうということで探検気分でスタート。
登りながら、地形図を元に
「今自分たちはどこら辺にいるのかな。」
「この等高線の間隔が狭いところをもうすぐ登るってことは…これから傾斜が…きつく…。」
なんて話しながら登っていきました。

ガイドさんである野田さんが山登りをする中で、いくつかポイントを教えてくださいました。

・ウェアリング…温度調整がしやすよう、何枚も重ね着をするなどした格好。汗をかいてしまわないような格好で登り続けられるように。
・大人数で動くときは先頭は後ろのことを常に気にかけながら登る。
・男女の体格の違いから体が疲れにくい登り方がある…女性は男性よりも小股で登ることを意識する。

私自身、ヒートテックを着て汗をかいてしまったり、先頭の時に後ろを見れていなかったり…。初めての山登りで基本的な知識を知れてよかったです。

尾根を登っていく際に、野田さんが
「尾根の左右で植生がここまで違うのはどうしてでしょう?」
というクイズを出してくださいました。

私は日のあたり方の関係かな?と思いました。
しかし、実際は尾根を境に山の持ち主が違うことで、植林をするのか、自然体にしておくのかなどの持ち主の考えによるものだそうです。
左右で植生がここまではっきりしているのは面白いなと感じました。

約700mの山を、体力的に結構ハードだと感じる場面もありながらも登ることができました。この日は天気も良くて、すんごく気持ちよかったです!
今回は初心者向けの山ということでしたが、私にとっては
「これが初心者向けなのか…。」
という感じで。笑
野田さんは
「歳を重ねると、なぜか山に登りたくなっちゃうんです。」
とおっしゃっていたので、もっと大人になった時にまた山登りしようと思います。笑

初山登り、とてもいい経験でした。

夜ご飯

山登りから帰ってきた人から、夜ご飯の準備スタートです。
次第に日も落ちてきて、気温がグッと下がり冬のキャンプっぽくなっていきます。

みんなで焚き火に囲まれながら、ご飯を炊きつつ、1日目の活動の振り返りをしていきます。

この日のメニューは鮭のホイル焼き!
めちゃめちゃ美味しかったです。

他にもみんな思い思いの食材を持ってきて、ポップコーンや焼きマシュマロなど、キャンプ飯を堪能しました。
次回は何を持っていこうか…悩みますね。

今回、焚き火は火起こしから各自行いました。
今回の活動では前回の時とくらべて時間的にも余裕があり、火を囲みながらまったりできたのがよかったです。

ここで少し、私の懐かしい話を。

私の父は大のアウトドア好きなので小学校ぐらいまではキャンプによく連れていかれてました。
父はよくYouTubeで焚き火をしているだけの動画を見るほどの人です。笑
もちろん、冬のキャンプでは必ず焚き火を。
家族で火を囲んでいたのですが、しばらくすると、私と弟は寒さに耐えかねてキャンピングカーに帰っていました。笑

父「もう少し、外で火にあたってけよー。」
私「寒いから、無理!」
なんて会話をしたのを覚えています。

当時は、なんで寒いところにわざわざいなくちゃいけないんだと思っていた気がします。笑
焚き火の良さを、今は当時より大きくなって理解できるようになりました。
いつか、冬のキャンプで焚き火囲みながらお酒でも飲みつつ父と会話できる日がくるといいなと思います。


温泉

前回の海での活動と今回は大きく違うところがありました。
そう、「温泉」です!!!
下宿生活の中で湯船に浸かることもそうそう無いので、大きい湯船につかれたのはまさに極楽でした。
体の芯まであっためることができて、本当に気持ちかったです。
お風呂上がりに売店でアイスが食べたかったのですが、売店の営業時間に間に合わず断念…。次回は食べれるかな?

温泉からキャンプ場までの帰り道での星空も最高でした。
ヘッドライトを消すとあたりは真っ暗なので、普段見られないほどの満点の星空が。
スマホのカメラだと上の写真が限界になってしまいますが、肉眼で見ると本当にすごいです。
ぜひ、実際に行って見てください…!

この後、就寝なのですが私は足先が寒くて途中で起きてしまいそこから寝れなくなってしまいました。
自分なりに、冬用の寝袋だったり、カイロだったり準備したつもりだったのですが、冬のキャンプを侮っていたようです。
次回までに防寒具の強化をしなくてはならないと身をもって実感しました。


2日目「薪割りとチェーンソー体験」

朝、テントの外に出ると天気も良くてすごく気持ちよかったです。

朝食にスパムが出ました。
人生初スパムが肉肉しくてこれまた美味しい。
昨日残ったエリンギとバターと一緒に炒めれば、豪華な朝食の完成です。

薪割り

最初に斧の振り方や危険なポイントを教えていただいて、実践です。

簡単にポイントをまとめると
・脚はしっかり開く…斧が脚の方まできてもぶつかるのを防ぐ
・斧の軌道は薪の上まできたら真下に落とすように
・薪の後ろを狙わない…斧の持ち手が薪の手前にあたるのを防ぐ

最初は力の入れ方やタイミングが掴めなくて苦戦しましたが、コツを掴んでくると細い丸太ならすぐに割れるようになってきました。
一発でパッカーンと割れた時の爽快感がすごかったです。

大台町のスーパーガイドさんである森さんによると、その年の冬を越すための薪を2ヶ月で準備しなくてはならないそうで、一本の丸太を二発で四分割にするそうです。
私の薪割りのスピードだとその年の冬は越せないことは確かですね…。笑
やはり、プロの方は次元が違うなとしみじみ感じました。

チェーンソー

次にチェーンソー体験です。
今までチェーンソーのような機械を触ったこともなかったので、最初はビビりつつの操作でした。笑

真っ直ぐに切ることが難しくて、案の定私の切った輪切りは斜めに。

スウェーデントーチの作成もしました。
次回の活動日がクリスマスということもあり、自分たちで作成したスウェーデントーチにサンタさんから欲しいものをそれぞれ書いてみました。
サンタさん、しっかり燃えたらどうかみんなの願いを叶えてください。笑
綺麗な星形になるはずが、少しユニークな形なスウェーデントーチも作成しました。笑

薪割りもチェーンソーも初めてで、なかなかできない体験ですごく楽しかったです。


最後に

今回は大台町の山に囲まれた冬キャンプでした。
初めての体験も多く、「山」ならではのことがたくさんできたこと、現地のガイドさんのお話をたくさん聞けたことが個人的にいい経験になったと感じました。
今回の学びを次回のキャンプにも生かしていきたいなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは!

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