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住民15人の島(深島)に住むわたしの自己紹介

深島とは

わたしは、大分県最南端の離島「深島」に住んでいます。
深島は現在(2020年11月)、住民が15人。半分は高齢者です。
何もないけど、大切なものはぜんぶある、とても豊かな自慢の島。
磯釣りのメッカとして、ねこの島としてちょっと有名です。
島には病院も、商店も、自動販売機すらありません。だけど、
元気なおばあおじいたちと、豊かな自然と、たくさんのねこや生き物に囲まれて、とっても豊かな生活をしています。

深島について詳しくはこちら

初めましてのご挨拶

私のこと

1988年生まれ 大分県由布市挾間町出身
 →大分上野丘高等学校
 →広島大学生物生産学部(農業経済/地域農業と畜産業)
 →大分県内で2年間社会人
 →フリーター
 →大分大学経済学研究科(農業経済/農村女性起業)
 →深島のみそやの嫁

現在(2020年11月)2児の母。

       ↓2018年夏の写真

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深島での生活

ちいさなちいさな島に嫁いで、たった15人の島で困ることや不便なことはないの?とよく聞かれますが、すぐには思いつきません。
もちろんちょっとした不便はありますが、それはどこに住んでいても同じ。
「島だから困ること」は特にないような気がします。

よく聞かれるのが「子どもが熱でたらどうするの?」
わたしは少々の熱や鼻水では病院に行く必要はないと思っていて(もちろん状況にもよりますが)、とにかく自己免疫力を高めるために、菌とたたかってもらいます。
それと、普段から太陽の光を浴びて外で元気に遊ぶ、体にいいごはんをしっかり食べる、島での普段の生活が風邪などの予防にもなっているなーと感じます。(単純に風邪の菌が入ってこないという面も、、、笑)
ありがたいことに、ばあちゃんたちもこどもたちも、風邪をひいて寝込むことはあまりありません。

島に住んでいてよかったと思うことはたくさん。
たとえば、子どもたちのことを島のみんなだけでなく、島にくるお客さんもかわいがってくれること。いつも身近に自然があるので毎日が癒しなこと。おいしい魚介類が食べられること。島で生活していること自体が、すべて幸せだなあと思っています。

そんな私たちの普段の仕事は
▷深島みその製造・販売
▷深島食堂
▷深島の宿「しんきや」
▷マリンスポーツや島での体験案内
がメインです。

その他にも、
▷島の清掃や草刈り、花壇の手入れ
▷ねこやヤギ、にわとりのお世話
▷畑仕事
▷釣りや漁
▷仕事に必要な雑務(経理とか)
▷子どもたちと遊ぶこと
▷家事
▷SNSの更新
などなど、全部仕事、
いや、要するに、島で生活することすべてが仕事であり、
仕事すべてが生活と結びついている、という感覚で生きています。

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興味・関心・キーワード

わたし(深島の嫁のほう)の興味のあることを羅列しておきます
もし「いっしょ!!」というものがあればお話ししたいな~


島暮らし/離島
極小離島(人口50人以下の離島)
田舎暮らし
自然
野鳥
生き物(人間以外の哺乳類ほぼすべて、とくに偶蹄目。爬虫類や魚類もなんでもすき。)
植物(野草もすき)
海、海に住む生き物
環境問題/気候変動/脱プラ
自然派育児/おむつなし/モンテッソーリ/さくらさくらんぼ保育
発達障害
食べ物(食べることは生きること)
農業経済学

得意なもの・ある程度ならお話しできること


地域ねこ
島猫事情
野鳥の識別
海の生き物
食べられる植物
かまどで炊飯
こどものトイレ事情(トイトレしない子育て)
田舎暮らし
極小離島での生活
農村女性起業

将来の夢

大学生の時は「農家の嫁になりたい」が口癖でした。
(他力本願で田舎暮らしをしたかった笑)
当時は、はやく35歳くらいになった自分を見てみたかったです。
でもいま、そのころ想像してたよりもずっと、楽しくて幸せで理想的な生活が送れています。

さらに、島で生活する中で大きな大きな夢もできました。
それは、深島で死ぬこと。そして死んだ後に誰かが深島で私のために盆踊りを踊ってくれること。

私が島に来て数年後のこと、島でなくなったおばあさんがいて、
そのおばあさんの初盆の盆踊りがすごくすごく素敵で、
あぁわたしも死んだあとにこうやって島の人におもわれたい、と思いました。

そのために、今の深島を全力で生きたい。
深島を無人島にしないために。

そんな思いで、深島で生きています。

2020年3月20日 (123)


深島での活動にサポートいただけるとうれしいです!ねこたちのこと(ごはんや治療など)、島の環境整備(ベンチの設置や清掃活動)に使わせていただきます🙏