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移動生活の中で見えた、街が自分ごと化する瞬間

2月に入って多拠点生活をはじめました。
日本全国の拠点を点々と移動する暮らしをやってみています。

新たな土地へ踏み入れると、出会いや発見がたくさんあり、景色が毎日変わる日々はとても刺激的です。

今日の拠点は、どんな雰囲気なんだろう、どんな人と出会えるのだろうと、ワクワクした気持ちと少しの緊張が入り混じる、そんな心持ちで戸を開けるのが醍醐味だったりします。

「旅するように働き暮らす」


サラリーマンには厳しいだろうと思われた時代から、リモートワークによって、移動の制限が取っ払われ、働き方を自分で選べるようになりました。

この状況になって、住まいも会社のコントロール下であった事に気づきました。

定住が当たり前と思っていたけれど、色んな街に触れて、そこの歴史や文化を知る生活が、こんなに豊かだとは思いませんでしたね。

日々暮らしが変わるので、新鮮な気持ちで物事に触れられます。

刺激がたくさんあるので、頭も活発になりちょっとした違いや変化に気づくのが敏感になります。

庭の木を見て季節の移ろいを感じたり、世の中が今どういう方向へ向かっているのか予測してみたり、その解像度が上がったりします。

新しく出会う人は皆ユニークで、僕の知らない世界を教えてくれます。
例えば、一昨日は旅する看護師を志事にしている方、昨日は古着に新たな価値を付加するを絵描きの方と出会いました。

人を通してその街を知ることもあるし、その逆もある。

街について、たくさんの発見が続くので、どんどん興味を持つようになって、地域の魅力をもっと知りたい!

自分も街の一員で何か貢献したいと、気づいたら自分ごと化して思いを馳せている瞬間が多々あります。

自分の足で踏み入れ、街の雰囲気に触れると、五感が刺激され、感性が豊かになったように感じます。

外へ出るまで出会うはずのなかった人との出会いは、人生の岐路となり、訪れたその街に、「自分のかけら」を落とすことができます。


そのかけらはその土地を自分事として捉えるきっかけをくれました。

それぞれ訪れた街に凄く愛着が湧いて、自分の故郷が増えたような、そして一員になれたような気持ちになりました。

今一度、自分たちの街をじっくり見てみて下さい。
素敵な人がたくさんいて、街は情緒溢れるところだったのだときっと気づくはずです!!

人生は壮大な実験場
Life is experiment