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全ての団体で共通するたったひとつの目指すべきもの

はじめまして、MartinRoyal代表の須藤といいます。昨年会社員を辞め、スポーツ・武道団体向けの運営支援サービス"Fukamie"をはじめました。このブログでは事業を通して、そしてこれまでの経験から、スポーツ・武道団体を運営している方に少しでも有益な情報を伝えられればと思っております。

記念すべき最初の投稿は「どんなスポーツ・武道団体でも、共通して目指すべきたったひとつのこと」についてお話しようと思います。

普段、会の運営に関しての作業をするとき、何を意識していますか?おそらくそんなに深く考えることなく(というか考える暇もないと思いますが)仕事後に作業をしたり、指導の手伝いをしたり、土日も動いたりで「大変」「面倒」「忙しい」というのが頭の中にちらつくことがあるかと思います。何を隠そう私がそのような状態だったからです。

「事務局は頼まれてるだけだし」「お金もらってるわけじゃないし」という感覚もありましたし、「もっと稽古に時間を割ければうまくなれるのに、先生にも習いたいのに」といったことをずっと考えていました。

そう、本来はもっと上達するために稽古や練習を頑張りたい!という方がほとんどだと思います。だからこそこのブログで団体運営を「楽に」「効率的に」行うためのヒントを得ていくための最初の問いこそが「何を意識して団体運営をしたらいいんだろう?」なのです。


では、結論から言うと、どんなスポーツ、どんな武道の団体であっても共通して目指す状態とは「活気がある場である」ということです。

なぜ活気ある団体を目指す、目指さなければならないかというと、単純に「人が集まるから」という言葉に集約されます。これを意識して事務局を運営することで、私が所属している合気道団体も会員数だけではないメリットを得ることができたのです。


私が事務局長を担当している団体は、一般会員が40名、こども会員が20名程度の団体で、手前味噌ですが入会希望は後を絶ちません。港区の団体なので土地柄もあるかもしれませんが、なんとか継続的に入会希望をもらえる状態になるまでは数年をかかりました。しかし、今では特別なことをしなくても定期的に連絡をいただいてじわじわと会員数が伸びる状態になっています。


新規加入者が多ければ、もちろん会費が増え、団体運営の余裕が生まれます。そして人員が増えるので運営のしごとも手分けをして手伝ってもらうことができるようになります。

また、新人の加入は年齢問わず既存会員の刺激や励みになり、練習や稽古にも熱が入る、という好循環へ繋がっていくのです。

事務局の担当者にとっては、新規加入者の受入は作業も多くなり、せっかく入会したと思ったらすぐに辞められたりなど苦労も多いと思いますが、感謝される場面も同じくらいあり、やりがいになることが多いです。

うまく会の中で役割を分担し、会社でいうところのマネージャーになっていくことで、他の団体や外部の先生との交流も増えて、得られる経験の幅が更に拡がっていくので、つらいと思っていた事務局担当がとても価値あるものに変わっていくはずです。

では、どうすれば活気ある団体にすることができるのか、その具体的な方法を次は書いていこうと思います。