見出し画像

第2回 骨壺の大きさって?

皆さんは骨壺の大きさって気にしたことはありますか?
実は地域の風習や宗教、宗旨、宗派の違いで、サイズが違うのです

地域でいうと、おおまかに東日本では7寸サイズ西日本では6寸以下のサイズを使う傾向が多いようですね。
私もこの仕事をするまで知りませんでした・・・。
サイズ表記はあくまでも参考で、窯元やメーカーによって形もいろいろですね。容量は大体同じような印象です。

使うサイズが異なるのは、収骨(骨壺に焼骨を入れる)方法の違いによるみたいですね。
東日本はすべてのご遺骨を骨壺に入れる「全部収骨」で、西日本は足から頭のご遺骨を少しずつ骨壺に入れる「部分収骨」というように、風習の違いから骨壺のサイズも異なっているらしいです。
また、「土に還る」という考えから、骨壺に入れずにお墓へ納骨する地域もあるようです。
骨壺の種類や大きさに対する考え方も様々ですね。

深川製磁では、7寸、6寸、5寸、3寸(一部商品を除く)、分骨(2寸)のサイズを取り揃えています。


■7寸は「全部収骨」を考え、口径が大きくなっていて、デザインが映える存在感のある形。

朱さくら サイズ:7寸


■6寸、5寸、3寸は少し丸みを帯びた、柔らかな印象のフォルムです。

サイズ:6寸(左)・3寸(右)
サイズ:5寸

■分骨(2寸)は、蓋がロックされる機能が特徴で、大切なご遺骨も安心です。

(左)瑠璃さくら(真中)朱さくら(右)クリスマスローズ 

いろいろな土地の風習はとても大切だと思います。
ただ、生活スタイルも変わってきています。お墓の考え方も変化してきているように思います。同じ場所や土地に住み続けるかどうかもわかりませんよね。
風習にとらわれ過ぎず、自分がどのようにしたいか、どのようにされたいか、骨壺を通して考えてみてはいかがでしょうか?

※デザインによって、ご準備していないサイズがございます。詳しくお知りになりたい場合は、お気軽にお問い合わせ下さい。

○一般のお客様
お住まいの近くの取り扱い店舗(葬儀社・石材店・仏壇店など)をご案内させていただきます。

○取り扱いをご希望される企業様
営業担当が詳しくご説明させていただきます。

○問い合わせ先
深川製磁(株) 特別顧客課 
TEL:0955-46-3555


#骨壺#深川製磁#有田焼#終活


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?