深川製磁 骨壺のはなし ~想いを込めた終の棲家~

明治27年に設立された有田焼窯元。生地づくりからの工程を一貫して行う稀有な工房で、理想…

深川製磁 骨壺のはなし ~想いを込めた終の棲家~

明治27年に設立された有田焼窯元。生地づくりからの工程を一貫して行う稀有な工房で、理想のやきものを目指し、今も熟練の技を脈々と受け継いでいます。【HP】https://www.fukagawa-seiji.co.jp/

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第2回 骨壺の大きさって?

皆さんは骨壺の大きさって気にしたことはありますか? 実は地域の風習や宗教、宗旨、宗派の違いで、サイズが違うのです。 地域でいうと、おおまかに東日本では7寸サイズ、西日本では6寸以下のサイズを使う傾向が多いようですね。 私もこの仕事をするまで知りませんでした・・・。 サイズ表記はあくまでも参考で、窯元やメーカーによって形もいろいろですね。容量は大体同じような印象です。 使うサイズが異なるのは、収骨(骨壺に焼骨を入れる)方法の違いによるみたいですね。 東日本はすべてのご遺骨を

    • 第1回 深川製磁の骨壺って?

      皆さん、深川製磁をご存知ですか? 深川製磁は日本の磁器発祥の地と云われる佐賀県有田にある窯元で、128年の歴史があります。 食器を中心に作っているのですが、皆さんのご家庭や勤務先で器の裏に富士山のマークが入っているのを見かけたりしませんか? 独自の技法で生み出される透明感のある「白磁」や染付の澄んだ「青」が特徴の有田焼なんですよ。 詳しくはHPをご覧下さい。https://www.fukagawa-seiji.co.jp/ そんな深川製磁には、あまり知られていない一面