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先週のショートショート【09月05日~09月11日】

■2022年09月05日(月)
妻からのお題は「不燃ごみ」。書けなくて悩む。数時間悩んで一気に吐き出した。またロボットもの。タイトルは「不燃ゴミ」。妻の反応は「うーん」。構成がおかしいのではということになり、書き直しを続け、三度目でようやくこの順番だねということになる。

■2022年09月06日(火)
妻からのお題は「名言」。ジムで運動しながら案を練っていた。素案としては「名言bot」と「短い朝礼」。結局、「名言bot」を書く。作中の金言は妻の作。私は駄洒落というものがまったく作れない。

■2022年09月07日(水)
妻からのお題は「魔法」。テーマが大きい。小さな話にしなければ書けない気がして、魔法瓶の話にする。私は困るとジンを出しがち。「オチがつまらない」と没を喰らう。新作を書いたほうがよさそうだったが、大工事をしてなんとか及第点に。タイトルは「ひとつの願い」にする。タイトルもイマイチだな。

■2022年09月08日(木)
妻からのお題は「履歴書」。難しい。履歴書を書くのもむつかしいが、そのお話をつくるのもむつかしい。いくつか書きかけるが、最後まで行かず。とりあえず「手書き」というお話が終わったので、これを第一候補にする。一度アップロードしてから妻からの提案があり、オチを変えた。

■2022年09月09日(金)
妻からのお題は「栞」。猫かロボットにしようと思い、ヨドバシカメラでロボットを買う話にする。自分でいうのもなんだが、どうなんだこのオチは。ドン・キホーテではない気がしたというたんにそれだけ。タイトルは「栞」とする。

■2022年09月10日(土)
妻からのお題は「つまみ」。書けないまま時間がたっていく。追い詰められて書き始める。つまみでテレビの話を出すのはありがちすぎるのだが……。オチが決まらずに苦しむ。ショート部屋で朗読するが、やはり納得がいかず、終わってから書き改める。最初を削り、オチを変更。

■2022年09月11日(日)
妻からのお題は「巣箱」。昨夜削ったエピソードを脹らませて一本書く。「体質」というタイトルにする。たいへんアホな話になった。残り30分。「巣箱」はうちで飼っているびすという猫をモデルにして、猫と雀の話にした。「ともだち」というタイトルにする。妻からはタイトルを褒められた。

■まとめ
ショートショートの生命線ともいえる「オチ」が決まらないと、作品がぐらぐらする。逆転とかひっくり返しでなくてもいい。世界が閉じるような言葉でありさえすれば。それがなかなか出なくて苦しんだ一週間だった。

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