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中国製太陽光パネル、有毒物質だらけで環境汚染が酷い!?

2022/07/24

https://www.youtube.com/watch?v=LI3bHmzFnoM

■ 太陽光パネルの環境汚染

中国製が八割の太陽光パネルの有毒物質が、環境汚染に酷いことについてお送りする。
最近話題の太陽光パネル問題。問題は上海電力だけではないことが、チラホラ報道されてきたので紹介したい。
 

日経新聞『太陽光発電に中国依存リスク パネルの世界シェア8割』
日米欧などの西側諸国が、ロシア産化石燃料への依存解消を急ぐ中、その足かせが明らかになってきた。ウクライナ侵攻でロシア寄りの立場をとる中国の太陽光パネル製造の世界シェア8割に昇り、エネルギー安全保障と気候変動対策をめぐる脆弱な現実が浮かぶ。民主主義有志国でのサプライチェーン整備構想も浮上する。
 

今さら言うのかというニュースが流れていて、太陽光パネルの供給が8割以上中国製であるというのは、もう何年も前からいろんな人が指摘している。
しかも、そもそもその技術は日本のものだったはずなのに、シャープやパナソニックが中国にどんどん技術を移転していった。

何者かが技術を盗んだり、技術を移転して行くから、こういうことになっている。
 

日本製の太陽光パネルに全く問題が無いわけではないが、中国製というのは色々な問題がある。強化ガラスの強度の問題や、いろんな製造上の問題で、意外とその有毒物質が流出しやすいという問題が隠れている。


 アメリカのジャーナリストがそれを指摘している。
『ソーラーパネルは、効率が悪く、有毒重金属で地下水の汚染の可能性』
ジャーナリストのマイケル・シェレンバーガー氏は、ソーラーパネルは環境を保護すると思われているが、従来のエネルギー源の300倍以上の土地を必要とし、現在ではロサンゼルスタイムが、鉛、セレン、カドミウムなどの有毒重金属で地下水を汚染する可能性があることを発見している。
 

太陽光パネルは半導体なのだ。半導体を製造するだけで、これらの毒、これだけじゃなくガリウムやヒ素の猛毒を大量に使うのが半導体の製造なのだ。半導体の製造は除害設備が大量に必要になる。非常に製造工程が高くつく工場なのだが、TSMCはずっと大量の毒を垂れ流して台湾の土壌を汚染をしているが、今度は熊本の菊陽町に来て、「菊陽町の水源を保護するために」と言って、わざわざ使用済みの有毒汚染水を地下に送り返してくれると言っている。
 

それだけではなく、太陽光パネルでカリフォルニアの必要な電力を賄うのには、カリフォルニア全土をパネルで埋めても賄えないとも言われていて、太陽光パネル発電は面積が異常多く必要になるので、普通に発電するよりも効率が悪いことは、普通に考えれば判るはずだ。
 

ただしカリフォルニア州は、屋根の上に太陽光パネルを貼ろうという政策に力を入れたが、その結果埋め立て地が大変なことになっている。
 

補助金でソーラーパネルを購入することができたが、そのソーラーパネルがいち早く寿命を迎えつつある。この2022年のカリフォルニア州は、屋根上太陽光パネル発電を推進するパイオニアであったが、結局太陽光パネルの一般的な寿命に25年から30年という寿命を迎えつつあり、そして太陽光パネルは廃棄できない。燃やすこともできないので、地下に埋め立てられている。
 

その埋め立てられた太陽光パネルが破損したりすれば、中から鉛、セレン、カドミウムの有毒重金属が流出して、地下水を汚染する可能性があると同じ人が指摘している
 

エンジニアは皆前から判っていた。太陽光パネルが補完的な意味での発電設備というポジションでは使えるが、それを主に持ってくることはあまり考えられていなかったはずだ。
 

原子力の方がまだましという人もいる。原子力核廃棄物と違って、セレン、カドミウム、鉛、アンチモン、ガリウム、ヒ素は半減期がなく減らない。有毒な核の廃棄物は減って行くけれども、毒は減らないと指摘されている。
 

しかも一般的に私たちが太陽光パネルを購入する時は、強化ガラスで覆われているから安全だということだが、雹とかが降ってきたら割れてしまう。この後どうするのかと指摘されていて、特に先日静岡県で起きた太陽光パネルを設置していた山が地滑りで、太陽光パネルが割れて流れて落ちた。その後大量に雨が降ったら有毒物質は流れ出しているとも言われている。
 

カリフォルニアは、東京都より先に太陽光パネルの補助金を始めていたので、大量の廃棄物がそろそろ出てくる頃と言われている。
 

実は日本はだいたい2038年から40年頃がピークと言われている。これ環境省のホームページ。太陽電池モジュールの排出見込み量で、仮に寿命が25年だったら2038年から40年ぐらいがピークだと言われていて、その時にどうするのかと、いま議論をようやく始めたところなのだ。
 

この有毒物質が大量に含まれているのは、実は太陽光パネルだけではなくて、半導体関連のデバイスの廃棄物も、実は基本的にはリサイクルも難しい。そして普通に燃やすこともできない。非常に処理が難しいゴミなのだ。
 

そういったものを先進国は、アフリカなどの発展途上国に押し付けて、その途上国の土壌を汚染している。今後これが問題になるだろうと言われている。
 

そういう問題だらけの太陽光パネルを、小池百合子都知事が義務付けようと言っているが、ご乱心を、少々踏み止まってくださいという意見も出ている。これが大量に義務付けられることによって、いち早く義務づけて設置されて北カリフォルニアが今どういう目に遭っているのかを調査してからの方が良いのではないのか。
 

仮にあなたは中国製パネルを推進しようとして、中国を儲けさせようとしていなのであれば、もちろん調査するはずだと思う。
 

■ 太陽光パネル利権から原発利権に

最近は今まで太陽光パネルがもてはやされてきた割には、急にやはり原発だ、原発が良かったという報道も増え始めた。
 

日本が原子力発電を止めて来たのは、原発反対運動などの反対派が原子力発電は危険ではないのかと言うことを国に対して要望を出したり、差し止め請求などをしたりして、原発の稼働率をなんとか下げようという動きがあったからというのもある。
 

特に福島の事故があったので、日本はその原発に対しては非常に慎重になってきたが、国連の科学委員会が、福島の第一原発事故での放射線被曝を原因とする健康被害が認められないという発表をしている。


 

原子放射線の影響に関する国連科学委員会のメンバーらが、19日日本記者クラブで記者会見を行ない、東京電力福島第一原発事故について、放射線被曝を原因とする健康被害は認められないとする解析結果を紹介した。昨年3月に公表した事故影響に関する報告書を、住民や科学者らに解説するために来日している。
 

日本記者クラブで会見に挑む国連科学技術庁のキリアン・ハース。非常にありがたいニュースが流れているが、なぜかそれと同時にこの2日後に『原子力政策の課題解決へ工程表を(ロードマップを出せ)経団連の夏期フォーラムが開幕』という記事が産経から流れている。
 

もう夏で暑いので節電モードでクーラーを落とすと、汗が流れてくるようなそういう猛暑なのだが、そんな中で節電を言われても困るというみなさまの為に、やはり原子力発電が良いという論調が最近出てきている。
 

これが一見良いことに見えるが、やはり原発だというのが一見良いことに見えるが、なぜわざわざ今なのだということだ。
 

原発の研究を止めて、原発の予算も縮小して10年経つと、日本国内で原子力発電ができる所がかなり限られてくる。太陽光パネルで代替できるなどということを、それが可能だと考えていたまともな科学者とかエンジニアなどは居ないはずだ。こんなの計算したら誰にでも判る。面積が足りないと言ったら終わる話なので、太陽光パネルでは原発の代替はできないなんてことはもう明らかだったのだ。
 

もちろん官僚も判ってやっている。太陽光は昼に射さない。

そんなことを知るのに東大を出る必要はない。幼稚園児が空を見れば理解できることだ。

なぜ足りないと判っていて、太陽光発電を始めたのか。だって中国のリチウムイオンバッテリーが売れる。それもセットになっていて、原発はだめだから太陽光パネルにしよう。太陽光パネルをじゃんじゃん貼りましょう。中国が儲かっている。太陽光は昼にしか注がないのだって、しょうがないから中国製のリチウムイオンバッテリーも買おう。設置、設置、設置。
 

でも、やはり太陽光パネルもリチウムイオンバッテリーも環境に悪い。それではやはり原発だ。でも日本はもう原発をやってないから、外国のを買ってこよう。中国製にするかアメリカ製にするかどっちがいいと言うのが、今後の流れだろうと見ている。
 
そういうシナリオしか残っていないことは1年ぐらい前から予測して、『ソーシャルメディアと経済戦争』に書いているが、その通りになって欲しくないから書いたにも関わらず、そのままやってくる辺り、余程この太陽光パネル利権、原発利権は美味しいようだ。

 最近は本当にすごい量の太陽光パネル叩きの記事が出てきているが、叩いているのは原発利権チームの仲間たちの子飼いみたいな人たちが結構書いている。
 

太陽光パネルが良いわけでも、原発が良いわけでもなく、この両者の利権が戦ってまともなエネルギー政策を作ることができずに、電力が逼迫して迷惑を被っている国民の事を政府は考えていないのか。
 

太陽光パネルだけを応援する。
原発だけを応援する。

これどちらもよく見たら、脱炭素利権の中の仲間たちなのだ。その脱炭素利権というグローバリストの枠組みの中で、どちらの利権が美味しいかというだけの話なのだ。
 

こういったグローバリストの動きに対して、新しい動きが出ている。世の中は脱炭素利権だけではない。このグローバリストの脱炭素利権の流れに反旗を翻したあの男がいるということは別の機会に語りたい。


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