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更迭の首相秘書官、統一教会と中国財閥とのずぶずぶ関係

2023/02/11

https://www.youtube.com/watch?v=cQ-CHcxk2rk&t=612s

■  オフレコをリークされて更迭

岸田首相の秘書官が更迭された。原因は毎日新聞からリークされた同性婚をめぐる差別発言であった。

日経新聞(2月4日)
『岸田首相、荒井秘書官を更迭 同性婚巡り差別発言』
岸田文雄首相は4日、同性婚を巡り差別発言をした荒井勝喜首相秘書官を更迭した。訪問先の福井県坂井市で記者団に明らかにした。荒井氏の後任には同日付で経済産業省秘書課長の伊藤禎則氏を起用した。

荒井氏は3日夜に同性婚の在り方に関して記者団に発言した。「(同性婚の人が)隣に住んでいたら嫌だ」「同性婚を導入したら国を捨てる人もいると思う」などと語った。同日中に発言を撤回したものの、首相は事態を重くみた。

荒井元秘書官の発言だが、もともとオフレコだったようだ。オフレコというのは、メディアと取材を受ける人との間の約束事、マナープロトコルである。

これはオフレコだがと話をする時は、この話の追加情報やバックグラウンドはこうなっているから、オフィシャルに言うのはここからここまでで、オフレコとオンザレコードとを区別をする。

オフレコ発言は、基本的に記者に対して追加情報を与える目的で行われているにも関わらず、毎日新聞がそのオフレコ発言を大々的に活用してしまったので、メディアで叩かれまくった。

そうなると岸田首相も彼のポジションをそのままにするわけにはいかないので、更迭する流れになった。

今回のニュースをしばらく観察していた。なぜこのように叩かれるのかと思った。今までもこの手の失言をしてきた人はいるはずだが、ここまで大々的に叩かれてはいない。

政界の中では東大卒ではない人が出世するのは異例中の異例だと言われている。その中で荒井氏は早稲田卒なのにこれほど出世してしまっていいのかと言われていた。東大出身でない人がこんなに出世するのは、その他の大学出身の人からは期待の星だったという。


■  浙江財閥と近い関係にあった

一説によれば、フォックスコンやTSMCが日本で活躍する時に辣腕を振るったことが評価されているという。その一文を見て、この人のバックグラウンドをチェックした。

2012年に商務情報政策局情報通信機器課長になっている。その後、情報政策課長にもなっている。
これでピンと来た。習近平政権が始まり、そして瞬く間にファーウェイ製品が日本に広まって行く瞬間がやはり2012年なのである。

そして彼がなんと東芝の経営再建に首を突っ込んで物言う株主に圧力をかけてみたり、その翌年に、浙江財閥のメンバーであるフォックスコンのシャープ買収をかなり助けたと聞いている。

その時にやはりおかしいと思った。フォックスコンがシャープを買収できるはずがなかったのだ。当時は産業革新機構がシャープに6800億円を出す話が進んでいたはずである。それがいつの間にか公取委から横槍が入り、公取委が国が絡んではいけないと言って、何者かが産業革新機構に対して、シャープに金を出すなと圧をかけて、見えていた6800億円が消えた。

そして、なぜか 3000億円近くも少ない額のフォックスコンを、日本のメディアは日本の神様だ。救世主だ。シャープを救ってくれてありがとうと言って受け入れたという流れになっている。

彼はその手腕が評価され、2021年に電機業界デジタル政策を担当する商務情報政策局長に異例中の異例で抜擢されたことが話題になっている。そしてすぐさま台湾大手半導体メーカーTSMCを誘致することを決めた。

ファーウェイを救っている。フォックスコンを助けている。TSMCに何1000億の血税注ぐことを岸田首相に進言した。この人は浙江財閥の仲間ではないのかといろいろ調べたら、どうも統一教会も助けようと昨年動いていたようなのだ。

この統一教会を叩く流れは、去年の安倍首相が暗殺された後からワーッとメディアで盛り上がってきた。去年の11月頃に、旧統一教会の被害者救済新法を国会で設立しようという動きを岸田首相が発表した時に、荒井元秘書官だけがその話を知らなかったらしい。そしてその妨害工作にどうも動いていたようなのだ。

その審議をするのに法制局の審査が間に合わないとか、いま国会では出さないと自民党の議員に言って回って騙し討ちをしようとしていた。ただし、他の秘書官たちが、今この統一教会問題をきちんと鎮火しておかないと支持率に跳ね返ってくるので、荒井氏を押さえておけという話が出ていたようである。


■  背後にグローバリストの仲間割れ

この一連の流れ、フォックスコンを救い、エアファーウェイを救い、そしてTSMCに金を流すように首相に進言して来た。さらに首相の思いとは裏腹に統一教会を救おうとしていた。統一教会被害者救済法案から統一教会を逆に救済しようとしていた。

最近メディアで叩かれている人たちの流れが特殊だと思い始めた。彼もそうなのだが、三浦瑠璃氏も統一教会を擁護して、その後ぐらいから叩かれるという流れが強くなった。ついにメディアから一応辞退されることになっている。

こういった流れを見ていると、この仕掛け人が一体誰なのか。統一教会もやはり浙江財閥が絡んでいる。勝共連合とか統一教会を設立するときに、最初に蒋介石も絡んでいたといういろんな話がある。

統一教会、フォックスコン、TSMC、ファーウェイと浙江財閥が絡んでいるところにすべて首を突っ込んでいた三浦氏なども、太陽光パネルをこれだけ推進するのは、最終的には太陽光パネルも拙稿財閥が強いので、そこを助けている。

浙江財閥擁護に走っていた人たちが今どんどん失脚をしている。メディアから叩かれている。メインメディア、オールドメディアから叩かれている状態を見ると、何か自分の知らないところで不気味なことが起こっている。

これをアメリカの動きだという人もいるけれども、アメリカの中にはいろんな派閥があるので、そのあたりを調べてみないといけない。

おそらく浙江財閥とグローバリストのユダヤ系の歩調が合わなくなってきている。各方面で利益をめぐって喧嘩をしている。その流れの一環ではないのだろうか

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