第4の人生

地元にずっと残っていた自分

長崎に行って聖職者になる自分

世界一周に行って人生変わった自分

そして、世界一周に行けなくなった今の自分

今は4つ目の人生を歩んでいる。

2020年は第ニの人生で言えば聖職者になる年
第三の人生で言えば世界一周に行く年

自分にとってはとても大切な1年だったが、
これはこれでアリだったと思っている。

本来なら予定した通りに行かないことに腹が立つが
あきらめがつくというか、この状況を自分でもうまく過ごせていると思う。

人生こんなもんだと思えるような心の余裕があるからだろう。

時間もできた。
資格の勉強もできた。
山もたくさん登れた。
雪も降った。
出会いもあった。

分かり合えることがうれしい。
自分のなかの言葉にできない感情を
うまく表現してくれる人。

教えてくれたのは希望でした。

とＣＭっぽくいってみる。

あえて人間関係の整理もしてみる。
ＳＮＳを止めてみた。

すぐ嫉妬してしまうので。
なんで誘ってくれなかったのか。いいな。ずるいな。
なんて、気持ちを抑えられてすこぶる調子がいい。

繋がりたいと思うはずなのに、
距離を置くことがこんなにも効果があるとは。

新しいアイデンティティ

自分はノンセクシャルである。
と2019年ごろから気づき、
同じような境遇のひととつながるなかで
それが確信につながった。

前から自分はいるのだけれど、
新しい自分を見つけたようだった。

いまは少し希望が持てる。

自分が嫌いになることはあったけれど、
今は自分がそんなに悪くないだろう。

20代の最後に、この混とんとした世界で見出した私の人生の歩き方。

これが私の第四の人生。