ラジオCMの時間


ラジオCMって何秒くらい?

普段聴いているラジオCMの長さ、1本につき何秒くらいかわかりますか?
長いものもあるし、あっという間に終わるものもあると思いますが、基本的には20秒のものが多いです。
中には10秒だったり、40秒だったりのものもありますが、それは珍しいタイプのラジオCM。中にはもっと長いものもあります。

今のラジオCM、なんかちょっと長かったなーと思ったら、たぶんそれは40秒。
そしてあっと言う間に終わったなと思ったら、きっとそれは10秒。
10秒のCMは、2回連続(=20秒)で流れることが多いです。
というわけで、ラジオのCMは20秒が基本です。

ちなみにテレビは

ちなみにテレビは15秒CMが基本。
この5秒の差、うまく出来てるよなぁって思っています。
テレビCMは映像(視覚)と音声(聴覚)の両方で伝えられるけれど、ラジオCMは音声(聴覚)だけのメディア。
だからテレビよりも文字数が多く必要で、「聴かせる」言葉も大事なのかな、などと思います。

CMゾーン

そしてこのラジオCM20秒×3本、つまり60秒のかたまりが1セットなことが多いです。
これを一般的には「CMゾーン」と呼んでいます。
番組とは別に、CMの枠っていうものがあらかじめ決まっているのです。
番組と番組の間のCMタイム、「ステーションブレイク(通称:ステブレ)」も60秒が基本。
あるラジオ番組が終わった後、60秒間(1分間)は20秒のCMが3本流れ、次の番組が放送開始というパターンが多いです。

例えば、
11:59ぴったりに、番組Aが終了
11:59〜12:00の1分間に、20秒CMが3本流れる
12:00ぴったりに、番組Bがスタート

20秒の勝負

というわけで、各スポンサーに与えられる時間は基本的には20秒。
そんな中でどれだけ情報を入れられるか、インパクトを残せるかが大切です。



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