農家になりっち 基盤整備2

田んぼのなはし続きます。
田んぼは、「枚」という単位で数えます。
畦畔で区切られた区画になります。
田んぼ1枚の面積は時代が新しくなるにつれて大きくなってきました。
これには、農業機械化による作業の効率化が背景にあります。
米作りには、田を耕運するためのトラクター、田植えするための田植え機、収穫するためのコンバイン、病害虫の防除のための無人ヘリコプターやドローンなどが使われます。
こんな機械を使うには、直線作業をできるだけ長く取れる方が効率がよくなります。
段々機械が歩行型から乗用型に、そして作業幅が広がるにつれて、1枚の規格が、10a、30a、1ha、3haと大きくなってきました。
始めは1a位だったのを10枚合わせて、10a、しばらくして、機械が大きくなると30aに、また、しばらくして、機械が大きくなって、1haに、さらにしばらくして3haにという風になりました。
ただし、山間部は1haとかの区画が取れないので規格は小さいままでいます。
田を大きくして作業がしやすくすることを耕地整理とか基盤整備といいます。

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