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『ぼけますから、よろしくお願いします。』を観た

今日(11/3)からポレポレ東中野で公開になったこのドキュメンタリー。できるだけ早く観たいと思っていたので、初日の1回目の上映で観てきました。

両親と離れて東京で生活していて、両親が子供にはやりたいことをしてもらいたいと願っているのが、上京して月日が経てば立つほど強く感じる自分としては全く他人事に思えず、母・父・娘それぞれの優しさを言葉や振る舞いからひしひしと感じて、だいぶ心が揺さぶられました(要は結構ずっと涙が出てたんですがw)。

未だについぶっきらぼうな振る舞いをしてしまう自分を反省して、今後は今までよりもコミュニケーションを取っていこうと思ったのでした。


それとは別の視点で、老いや介護について考えるいいきっかけになりました。ドキュメンタリーはもちろん編集は入るわけですが、他の家でどんな事が起こっているかのリアルな姿は普通見れないはずですし、同じ家族だとしても重い話になりがちなのでつい逃げてしまう問題だと思います。

このドキュメンタリーを家族で観て、感想を話してみることで家族内でどう老いや介護に向き合っていくかのそれぞれの想いを共有することができると思います。今後どのくらいの映画館で公開になるかわかりませんが、DVDなどになったらぜひ地元の両親にも観てもらいたいなと感じました。

実際、私の立場でもそう遠くない将来に地元にいる両親に介護が必要になった場合、東京が生活のベースだとそんなに頻繁に行けない。でも、仕事を辞めると共倒れになりかねない。今のところ答えは出ていないのですが、残された猶予はそう長くないはず。これは私にとっての宿題ですね。


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