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5人がひとつなって相手を圧倒したい OL#70 臼井直樹

セミファイナルでは、4 つのタッチダウンと 4 本のフィールドゴールを決め 39 点を挙げたフロンティアーズ。8 度あった攻撃機会をすべて得点に結び付け、ランで 154 ヤード、パス261 ヤード、計 415 ヤードを獲得しています。そんなオフェンスを牽引したのがオフェンスラインです。レフトガードの#70 臼井に試合後に話を聞きました。
「シーズンが深まるほど総力戦となりますが、オフェンスラインはフィールドに立った 5 人がしっかりとコミュニケーションをとって、やりたいこと、やらなきゃいけないことを体現できたと思います」と、すべてのシリーズで得点できたことが自信になったといいます。

6 年目を迎えた今季は、例年とは違った責任感を持ってプレーしています。これまで左隣にいたチームの核といってもいい#72 小林が怪我で戦線離脱。代わってそのポジションに入ったのは大学の後輩であり、2 年目の#71 郭でした。
「これまでは小林さんが引っ張っていってくれて、フォローもしてくれていました。どちらかといえば付いていけばよかったわけですが、いまは自分が引っ張っていかなければいけない立場。どこまでできているかわかりませんが、やらなきゃいけないと思っています」。

次々にプレーを繰り出すハイテンポなオフェンスはラインの 5 人が作っている

そんなライン陣のモットーのひとつが、ハイテンポでどんどんプレーを繰り出すこと。「相手に考えさせない、休ませない。僕らもきついけど、そこは練習しているので」と、セミフ ァイナルでも数シリーズ理想的なオフェンスができたといいます。

次はいよいよライスボウル。「決勝までいったら絶対に勝ちたい」。そのためには「オフェンスラインの 5 人はもちろん、オフェンスが一つになることが大事」とポイントを上げます。「インパルスは前回負けた悔しさをぶつけてくると思いますが、それ以上の気持ちを持って挑みたい」。激しくぶつかり合い、気迫を前目に出したプレーに注目です。