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ムズカシイを分かりやすく解説

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専門的で難しい技術や取り組みをやさしく解説していくコーナーです
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記事一覧

採用担当者に聞く!富士通が目指すこれからの新卒採用

こんにちは、富士通 広報の鈴木です。 最近、企業の人事制度などに関連して「ジョブ型」という言葉をよく目にしませんか?これは、それぞれのジョブ(職責)に必要なスキルや期待することなどをオープンにして、最適な人材がそのジョブに就くというもので、富士通ではこれを、「適材適所」ならぬ「適所適材」と呼んでいます。ジョブ型の導入は、海外の企業では一般的ですが、日本の企業ではまだ少ない中、富士通は、2020年から国内グループの幹部社員に「ジョブ型人材マネジメント」をいち早く導入し、202

「Fujitsu Uvance」の最新の取り組みとサービスを一挙紹介!Fujitsu Uvance Demo Day Vol.3

こんにちは、富士通広報note編集部です。 全3回にわたって紹介しているFujitsu Uvance Demo Day、3回目となる今回は「働きやすい環境の推進と労働力不足解消」、「QoL(生活の質)向上に向けた医療ヘルスケアの推進」、「顧客・生活者体験の向上」の出展テーマからピックアップします。(Fujitsu Uvance Demo Dayの詳細は第1回目の記事をご覧ください) ※過去の記事はこちら ブース紹介① 「社会の安全安心を実現するAI映像解析と最適な自動要員

「Fujitsu Uvance」の最新の取り組みとサービスを一挙紹介!Fujitsu Uvance Demo Day Vol.2 「サステナブルなものづくり」

こんにちは。富士通 広報note編集部です。 7月2日、3日の2日間にわたって開催された、社会課題を起点として、クロスインダストリーでお客様の成長に貢献する事業モデル「Fujitsu Uvance(ユーバンス)」をご紹介するイベントFujitsu Uvance Demo Day。 展示デモンストレーション(以下、デモ)を紹介する全3回シリーズの第2回目となる今回は、労働者不足や脱炭素社会の実現に向けたCO2排出量の削減などの社会課題や、属人性の解消や品質トラブルなど、お客様

リサーチの専門家に聞く、生成AIが意外と検索に活用できない理由と、活用方法

こんにちは、富士通 広報note編集部です。 皆さま、普段どのくらい生成AIを使っていますか? 生成AIが話題になってから1年以上が過ぎ、生成AIが日々の業務において欠かせないバディになっている方も多いのではないでしょうか。 私自身も生成AIは普段の業務でかなり活用しているのですが、生成AIを使った「検索」に関しては、期待していたほど上手くいっていないという印象があります。 生成AIは万能!と思われがちですが、苦手なことや、現時点では意外と役に立たない分野もあるのかもしれ

全社で取り組むAI倫理~先進的活動で国際的なAIガバナンスの進捗に貢献~

こんにちは!富士通 広報note編集部です。 生成AIの登場により、AIがより身近な存在になる一方で、AIによる偽・誤情報の巧妙化や著作権侵害などが問題視されています。AIの利便性を最大限に享受するために、AIは安心安全で信頼できるものでなければなりません。そこで重要視されているのが「AI倫理」です。 富士通は、テクノロジーを人間中心に活用することを訴え、AI倫理についても早期から取り組み、ノウハウを蓄積してきました。 今回は、富士通 AI倫理ガバナンス室長 荒堀淳一と、富

富士通のAIを搭載したHuman Motion Analyticsを楽しく体験「だるまさんがころんだ」のデモ初出展?!@パリ開催「VIVA TECHNOLOGY 2024」

こんにちは!富士通 広報note編集部です。 皆さん、「VIVA TECHNOLOGY(ビバ テクノロジー)」というイベントを耳にしたことがありますか? フランスのパリで2016年から開催され、今年で8回目となる世界最大級のテクノロジーイベントです。スタートアップ企業と大企業や投資家をつなげ、世界規模の社会課題をイノベーションの加速により解決する目的で開催されており、サステナビリティやモビリティなどの多岐にわたる分野で活用できるAIなどの最先端の技術やサービスが紹介されます

「降りたい」ところに降りる探査へ!「SLIM」のピンポイント月面着陸の成功を支える富士通の取り組み

こんにちは。富士通 広報きくちです。 2024年1月20日未明に、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)様の無人探査機「SLIM (Smart Lander for Investigating Moon)」が日本初の月面着陸に成功したというニュースをご覧いただいた方も多いかと思います。「SLIM」は、着陸目標地点との誤差100メートル以内で月面着陸する世界初の「ピンポイント着陸」に成功しています。富士通はこれまで様々な宇宙開発に携わっており(詳しくは記事の最後

3か月試してわかった、Copilot for Microsoft 365の実力とユースケース

こんにちは、富士通で生成AI推進を担当している淺間です。 生成AIの業務利用において、非常に注目されているMicrosoft社の「Microsoft Copilot for Microsoft 365」(以下、Copilot for Microsoft 365)をご存じでしょうか。Teams、PowerPoint、 Outlookなど、おなじみのMicrosoftアプリケーションに生成AIを導入する強力なサービスとして話題です。 Copilot(コパイロット、飛行機の副操縦

実はもう数年後!? 量子コンピュータ時代の到来に備えよ

量子力学の法則を利用して、複雑で大量の計算を高速処理できると期待される量子コンピュータ。2019年に、Googleが量子超越性を実証(量子コンピュータの計算能力が従来のコンピュータが到達しえない能力を持つことを実証)したことを契機に、研究開発が加速しています。まだだいぶ先の未来と思われていた量子コンピュータ時代は、実はすぐそこに来ています。   量子コンピュータ時代の到来に備えて、今、企業は何をするべきでしょうか。富士通でテクノロジーマーケティングを担当している羽野が、同社の

その情報、信じて本当に大丈夫?!  ~富士通と慶應義塾大学が研究しているTrustable Internet(信頼できるインターネット)が正しい情報の見極めを支援します~

こんにちは。富士通 広報note編集部です。 私たちの生活は、今や「食べる、寝る、インターネットを使う」で成り立っていると言っても過言ではないほどに、インターネットは生活に欠かせない存在となっています。 一方で、インターネットには、意図的に誤った内容を含む偽情報や、確からしさが検証できないデータも数多く存在しており、フェイクニュースによる経済損失は年間780億ドル(約10兆円)に達する※とも言われています。 ※THE ECONOMIC COST OF BAD ACTORS

乗りたい未来をクロスインダストリーでつくる。テクノロジー企業として富士通がJapan Mobility Show 2023に出展!

「乗りたい未来」と聞くと、宇宙旅行や空飛ぶ車を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。   2023年10月26日から11月5日までの期間に開催されたJapan Mobility Show 2023では、(株)SUBARUが「空飛ぶ車」とも呼ばれる電動モーターとバッテリーで駆動する電動垂直離着陸機(eVTOL、イーブイトール)の試作機「エアモビリティ コンセプト」を、また、宇宙旅行の実用化で話題となったスタートアップ企業の(株)岩谷技研が宇宙遊覧の2人乗りキャビンを公開する

Fujitsu Research Portalで検証してみた

富士通研究所では、簡単なユーザー登録だけで、どなたでも富士通の最新技術を体験できるウェブサイトFujitsu Research Portalを一般公開しています。ユーザー登録の詳細は、こちらの記事をご参照ください。 今回はその中から、もっともらしいけど正しくない説明を検出するハルシネーション検出技術をご紹介します。ChatGPTなどの対話型生成AIを使っているときに、もっともらしい嘘をつかれたことはありませんか?例えば以下の例を見てみましょう。 まずはこちらの例を参考に、