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カウンセリングにおける「質問」

今日は、めちゃくちゃシンプルですが、かなり合理的かつ分かりやすい「質問」を伝授します。基本はカウンセリングの時に使うものですが、1on1ミーティングでもかなり有効なので参考にしてください。

伝授と書きましたが、至極当たり前のことで、誰もが知っていることです。その質問とは

①今までの行動と気持ちを訊く

②今の行動と気持ちを訊く

③今後の行動と、それをするとどんな気持ちになるかを訊く


3点です。「訊く」としているのはこの文字に質問するという意味があるからです。この3点を抑えると、過去、現在、未来と全ての行動と気持ちを聴けることになります。

①については、こちらが相手のことを理解するために必要な質問です。また相手にも、今までのことを整理してもらうためにも、適切な質問で導きます。

②今の行動と気持ちを訊くのは、カウンセリングの見立てと方針を決めるためです。この人の人生の質を上げるには何が最も有効なのか、を見定めます。

③未来質問は、希望を大きくしたり、何をすれば人生の質が上がるのかを理解し実践するためのものです。基本的にはこの質問で「ナチュラルで過ごせる自分や希望を大きくするマインドスキル取得」と「望む人生に向かう行動」を決めていきます。

ボクはカウンセリング手法として、主に傾聴と認知行動療法を取っているのでこんな感じです。これはメンタル不調者だけでなく、全ての人に対して人生の質を上げる質問だと思っているので、よかったら参考にしてください。

では今日もゴキゲンで。

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