そりゃ無理やろ、の伝え方。
今日は、実現出来そうもない案、会社として実行するには無理がある提案を受けた時の対処法について書きます。100%これが正しいということはないので、参考にして自分流にアレンジして伝えるようにしてください。
❶理解を伝える
❷感謝を伝える
❸提案された解決案の優先順位をつける
❹受け入れがたい提案にNoと言う
❺合意と実行の約束
❶理解を伝える:どんなに不可能と思える案でも、アイデアを良く聴き、背景や理由も含めて理解したことを伝える。同意は出来なくても「そんな案を考えていたんだ」という理解は出来る。
❷感謝を伝える:その内容ではなく、提案してくれたこと自体に感謝を示す。この行為がないと次にその人から案が挙がってくることはない、と思っていよう。
❸提案された解決案の優先順位をつける:同じメンバーからいくつもの案が出たり、他のメンバーからもいくつも提案があるとしたら、それに優先順位をつけるのはリーダーの仕事の一つ。
❹受け入れがたい提案にNoと言う:出来ない理由を説明し、制約条件を明確に説明し、提案内容を考え直すように伝える。または大枠の解決方法をこちらから提示し、そのルールの中でアイデアを出してもらうように促す。
❺合意と実行の約束:それに対する十分な理解を得られたと感じたら、その事柄に相互合意し、確実に実行することを約束する(お互いに)
受け入れ難い提案がなされた時、ついつい感情が先走ることがあります。そんなん出来るわけないやんというムカムカ感や、こいつほんまになんも分かってないやんという失望感などです。でもそれに支配され対話をすると建設的には進んでいきません。目的達成のためにどんな対話をするか、それが非常に重要なのです。
では今日もゴキゲンで。
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