4人のジブン

昔二人組にヒッチハイクをされたことがあって、可能な限り送ってあげたことがあるのですが、Facebook友達になってよくみるとなかなかの強者でした。そのうち一人が京都大学で心理学を学んでいて、おそらく今は独立しています。その子が昔言ってたことが面白いので、簡単ですが紹介します。

人は、誰もが４人のジブンを持っています。

男の子

女の子

男性

女性

こんな感じです。

男の子：冒険

好奇心旺盛でとにかく人の目をはばからず、やってみたい、見てみたいという感情のままに突き進む。人が心配してくれていることや迷惑をかけてしまうことなんか全く考えず、とにかく前へ前へと踏み出していく、それが、男の子。

女の子：わがまま　かまってちゃん

他の子なんか見ずに私だけを見てよ〜、私だけを愛してよ〜というジブンのことが大好きなのが女の子。ジブンが出て行きたいのではなく、ジブンの元に寄ってきてほしいというのがこの属性。

男性：公

周りの人に貢献したい。誰かに何を与えたい。ジブンを犠牲にしてでもやるべきことがある。お前のことは俺が死んでも守る。ジブンの大事なことのためなら死ねる。そんなことを思い行動するのが男性。公の精神て感じです。

女性：慈愛

すべての人を愛したい。海のように広い心でずっと見守ってあげたい。誰かさんの歌にもありますよね。女は海〜♪っていう曲が。完全に歌手名を忘れています。あ、ジュディーオングか。

老若男女に関わらず、すべての人間がこの要素を持っています。ただ、その比率が人によって違うのです。男の子３０、女の子１０、男性３５、女性２５、足して１００。そんな感じです。

でね、その比率がそのままその人の個性を形成します。

例えば男の子の属性が９０％とします。めっちゃ冒険家ですわ。この人なんてそのまま突き進む以外もうないですよ。でも、これがその人の個性であり、喜びであるんですね。一点集中型は超個性的。これは他の属性が高い場合も同じです。慈愛ハンパない人も超個性的です。

でね、多くの場合、そんなに一点集中型ではありません。

むしろ、すべての属性をまんべんなく持っている人の方が多いと思います。

だから、人は悩むのです。

男の子と男性、これはある意味反対の属性です。ジブンのためなのか人のためなのか。それは、男の子から男性への成長の過程なのか。むしろそれは成長なのか。

女の子と女性、これも反対の属性です。私を見て、私を愛してという思いと、すべてを見守りたい、愛したいという心。それは女の子から女性への成長の過程かどうなのか。むしろそれは成長なのか。

男の子と女性、女の子と男性も全く属性が違います。でも誰しもが少しは持っている属性なのです。

だから、人は悩むのです。

均等に２５％の人なんて超迷いの人ですよ。そんな人はいないですけどね。もしいたら、ジブンが一体何者なのか、何がしたいのか、どうなりたいかなんて本当にわからないでしょうね。

さて、あなたはどの属性が大きいですか？

では今日もゴキゲンで。