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日常の「なんでもない」を文章化する。その1

明らかに耳に悪い程の大音量で、深夜をやり過ごす。
気づけば時計は朝の5時半をさす。
耳から流れ込む、歪んだ楽器の音を心に響かせた。

アルフォートの甘い香りが、どこか自分のギターの匂いに似ている気がした。

朝が近い。
外では鳥が鳴いているだろうか。
イヤホンをした私には聞こえない。

今日はいい日になるだろうか。
10代最後の今日は、いい日になるだろうか。

2022年7月30日、音楽を聴きながら徹夜した「なんでもない」日について。

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