銀の匙が完結しましたね
たまにはコロナじゃない話を。
今更なのだけど、銀の匙15巻を読みました。
2011年に連載がスタートして9年、何度か休載もありましたが、ようやく完結です。
『銀の匙-Silver Spoon-』は、北海道の農業高等学校を舞台とした酪農青春漫画。主人公の八軒勇吾が、寮があるという理由で大蝦夷農業高校に入学するが、農業の厳しい現実にぶつかりながら悪戦苦闘の日々をおくり、手探りながらも自分の進路や生き方について学んでいく。2011年から同誌で連載がスタートし、コミックスは累計発行部数1500万部を突破。13年7～9月、14年1～3月にテレビアニメ化、14年3月にはSexy Zoneの中島健人主演で実写映画が公開された。
アニメ化もされ、実写映画化もされた作品なのでご存知の方も多いかと思います。累計1700万部という大ヒット漫画です。
大ヒット酪農青春グラフィティ、堂々完結!
ついに八軒たちがエゾノーを卒業。
それぞれの未来へと歩み出す――
一度は将来を見失い、
夢を嫌っていた少年は、
いつしか、
自身の目標に向かって
ひた走るだけでなく、
仲間の背中を押す
存在になっていた。
汗と涙と土にまみれた物語、
ここに完結!!
第1巻では、こんな感じだったのに。
15巻では高校生なのに学生起業して、彼女とも順調で、大学にも入って、ロシアにも行ってしまいます。
主人公・八軒の成長譚というだけではなく、周りの高校生の人生も色々あって、それを描いている群像劇でもありました。
八軒とお父さんとの関係とか、色々胸に迫るものがあって、ずっと読んでいた漫画なので、完結は感慨深いです。しかも、さらに広がりを感じる終わり方で、先生と後輩たちが八軒のことを語るエピソードで終わっているのもいい。彼が残したことは母校の中で世代を超えて伝わっていくんだという感じがします。
モデルとなった帯広農業高校がセンバツに出るはずだったのに、コロナで中止になったのは残念でした。
帯広農は「なつぞら」だけでなく、同校ＯＧの荒川弘氏による漫画「銀の匙 Ｓｉｌｖｅｒ Ｓｐｏｏｎ」（小学館）の舞台で「大蝦夷農業高等学校」として登場している。１１年からの連載が長期休載もはさみ昨年１１月に完結。２シーズンでアニメ化され、実写映画（１４年）では「なつぞら」主演・広瀬すず（２１）の姉、広瀬アリス（２５）がヒロインの御影アキ役を務めた。
非常事態宣言の出る中、出かけられないのなら、こういう広々としたところを舞台にする漫画を読んでみるのもいいんじゃないでしょうか。
キンドルで全巻一気読みとか。
サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。