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ワインツーリズムやまなしが毎年楽しみで仕方がないのは何故なんだろう

このイベントのお知らせが来ると秋が来たなと思うここ数年を過ごしている。

「ワインツーリズム」の活動の中で、代表的なのが2008年に「理想のワイン産地をつくろう」とスタートさせた、ワイナリーのある地域をめぐる「ワインツーリズムやまなし」というイベントです。山梨県内ではワイナリーを巡ることが一般的ではありませんでした。そこでワイナリーのある地域をテーマパークと見立てて丸ごと楽しんでしまおうというイベントを立ち上げました。

この記事で紹介されている「ワインツーリズムやまなし」に参加して5年がたった。

2014年に大学時代の先輩から誘われて参加したのが初めてだった。

6回目の開催だったことなど、自分なりに経験したことを記したブログを書いている。とにかく感心、感動することばかりで、1年目は4回、2年目は5回に分けて記事を書いている。

毎年グラスが変わったり、ワインホルダーが変わったり、少しづつ変化があって、それがまた楽しくもあり楽しみでもあり、また翌年も参加してしまう。

1回目は買ったワインで部屋のみなどしたのが、2回目は駅前のワインと肉の店で宴。

冒頭の記事によれば、こうした場所も徐々にできてきたもので、昔から甲府にあったものではなかったようだ。

地元山梨県のフリーアナウンサーである大学時代の放送部の先輩の話を聞くと、やはり核となる人たちが苦労して広めていったという。いつも酔っ払っている時に聞くのであまり覚えてないのだけど。

3年目には新たなワイナリーに行って、家族経営の醸造家の話を聞いて感動したり。

ワイナリーの数も、参加人数も増えてきて、参加者としても常連というか、毎年必ずという人が増えている(自分たちもなのだが)のを感じた。

この年は、県立博物館での展示がコラボしていた。

なので6回にわたって書いている。

2017年は7回に分けていて、番外編で山梨観光している。

甲府の夜も地元復興のための横町をおとづれている。

そして昨年はついに10回にわたって記事を書いている。

まとめ記事。

我ながらどんだけ楽しんでいるんだよ、と言いたくなるが、楽しいものは仕方がない。

今年もすでに申し込んだので楽しみである。

しかし、ここ数年と大きく構成が変わり、土日月の3日間開催になった。

参加ワイナリーも70社と拡大している。

参加費もワイングラス付きもあるが、ワイングラス無しでその分安価にしたものができたり、3日間参加券、2日間参加圏、日帰りとバリエーションが増えた。

料金A:通常プラン
3days(11.9~11.11)チケット8,800円(10%税込)
2daysA(11.9~11.10)チケット6,600円(10%税込)
2daysB(11.10~11.11)チケット5,500円(10%税込)
料金B:参加記念ワイングラス、
ワイングラスホルダーなしプラン【締切9.30(月)】
※ワイングラス、ホルダーは過去のものなどをご持参ください
3days(11.9~11.11)チケット7,920円(10%税込)
2daysA(11.9~11.10)チケット5,720円(10%税込)
2daysB(11.10~11.11)チケット4,620円(10%税込)

これも10年を超えて常連参加者が増え、去年までのグラスとワインホルダーを持ってきても良い人(つまり常連)は少し安く、という配慮なのだろう。

さらに、これまでと開催地域と曜日の組み合わせが変わったので、ルート検証を新たにしなければならない。

1日目11/9(土)は、甲府市、笛吹市、山梨市
2日目11/10(日)は、勝沼(甲州市)、塩山(甲州市)、牧丘(山梨市)
3日目11/11(月)は、甲斐市、韮崎市

このイベントに参加してきたものとして、このイベントで地域が活性化し、ワイナリーを担う若者が増え、その人たちと語ることができる機会があることが嬉しい。

地域は急には変わりません。だからこそ地域の現状を内側の人間だけで変えるのではなく、地域外の人たちの消費やコミュニケーションの力を借りて、お互いに楽しみながら、少しずつ小さな成功体験を積み重ねていくことが大切です。地域の人の話を聞き、現状を見て、細心の注意を払いながら、地域の人たちへの利益と、地域全体にかかる公の利益の両方を鑑みながら仕組みをデザインすることで、自然と思い描いた未来へ近づけることができると考えています。

外部の人間ではあるが、こうした試みを進める人たちがいることを知り、継続した参加者となることでその意義に貢献し、楽しみを共有する人になることが、単なる通りすがりの旅人ではなく、ほんのちょっと内側にいる人のような気になれ、参加するたびに新たな喜びを生む。

それが嬉しい。それが楽しい。今年はどんなワインとワイン生産者と出会えるだろう。

サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。