1ヶ月のほぼ断酒を振り返ってみる
今日、APCの永江さんがこんな記事を書いておられたので、インスパイアされて書いてみます(パクリともいう)。
「今、注目のノンアルドリンク ゲコノミクス宣言」というキャッチコピーで6社共同の一面広告が日本経済新聞に掲載されていました。
ゲコノミクスって?
ゲコノミクスっていうのがあるんですね。
「一見して風変わりなテーマかもしれないですが、これは下戸(ゲコノミスト)の人だけではなく、お酒を飲まれる方(ノミスト)へのメッセージでもあります。お酒を飲む人も飲まない人も共に豊かな時間を過ごすために、相手の気持ちをお互いに考えていこうというのが私の主張です。自分の常識をちょっぴり違うところに寄せるところで、前よりも豊かな時間を過ごせるようになるのではないかと思っています」
若い人がお酒を飲まなくなったなと思っていたらば、世代を超えてお酒を飲まない人が増えているんですね。
厚生労働省の国民健康・栄養調査(平成29年)によると、お酒を「ほとんど飲まない」「飲まない(飲めない)」「やめた」の合計は50代でも46.3%いて、20代では56.5%と半数以上を占めているという。
バーのような飲み手の場所も、飲まない人でも楽しく過ごせる場所になって行けばいいし、実際、私がよく行く店では、常連の中に飲まない人もいたりする。
そういう人が、コーラやジンジャーエールばかりではなく、もっとドリンクの選択肢が増えれば確かに市場になるかもしれません。
最近は、ノンアルコールドリンクとして、ノンアルのビールやチューハイも増えてきて、気分だけ飲んだ感じというのも多くなっているのでしょう。
結局は、下戸と上戸が仲良くできる場があればいいんだけどね、ということかもしれません。
酔わない理由
ゲコの中にも、いろいろあるようです。
昔は、飲めないのじゃなくて、飲まないだけだ、とか言って、練習すれば飲めるようになる、というような乱暴な意見を振りかざすおじさんもいました。
でも、飲めない人に無理に勧めるのは、あまりにも危険だし、そういう昭和な行為は、本人だけじゃなく周りにも迷惑。
飲まない理由もいろいろあるでしょうから、実はいけるクチなのにあえて飲まないといううちの妻のような人もいるでしょう。
彼女は、いくら飲んでも酔わないから、飲むのが馬鹿らしくなって飲むのをやめたという豪快な理由なんですけどね。
それと、酔ってバックを落としたり、借り物の写真を失くしたり、目が覚めたらば建築中のアパートで寝ていたり、公衆電話ボックスの中にいたりするうちに、飲むのが怖くなったという人もいるかもしれません(その出来事は私の過去の忌まわしい記憶じゃ!)。
飲みニケーションとか言って、何かと酒の席に誘おうとする先輩は、シラフで後輩の話が聞けないのかと言われる時代になってきていることを自覚した方がいいですよね。健康経営とかいうキーワードもあって、特に経営層は自戒した方がいいようです。
下戸には下戸の理由があるのですから。
なぜ1ヶ月禁酒するのか
私は、2月17日に健康診断があるので、それまで断酒してみようと思い立ったのが先月17日。つまり1ヶ月のテストです。
それでも、週末にはいつもの店に顔を出してビールを1本飲まないと店の経営が危ぶまれるので、応援摂取しています。
だから、自宅では飲まないという条件付き断酒ということになります。
そして、そんな時に家で飲むのは、南アルプスのスパークリングレモン。炭酸水がビールや酎ハイ感覚で飲めるので断酒時期にはぴったりです。ウィルキンソンなんかも飲んでみましたが、なぜか、南アルプスの天然スパークリングに戻ってしまいますね。
なんか入っているのかな。
禁酒して何か良いことがあった?
永江さんは、「時間を有効に使えるようになった」と実感されているようですが、これは確かにあるかもしれません。
その原因は「体調がよくなる(睡眠の質がよくなった)」「頭がクリアになった(その結果、本を読める時間が増えた)」にあると考えています。
お酒を飲むと血流が増えるので、鼻の中の血管も膨らむわけです。そうすると私のような花粉症の人間は、鼻詰まりが起きて、寝ている間に無呼吸症候群になるかもしれません。息苦しいので、睡眠の質も下がります。
飲まない方が寝ている時に息苦しくないのは自明の理なのです。
でも飲んじゃう。昼間頭が重い、眠たい、夕方になって気だるさから逃れるためにも酒を飲む。また調子が悪い。
その繰り返しから離れてみると、確かに、クリアな感じがします。
でも、永江さんほど本を読まない私は、時間が余ってしまったりして。
なので、溜まっていたテレビの録画を消化してます。
ブラタモリとか「はたらく細胞」とか、「ゴールデンカムイ」とか。
そういう時間は、飲みながらでもいいのかもしれませんが、飲むと眠くなってしまうので、はかがいかないのです。クリアな頭で見ると、また楽しさも違ってきます。
さて、1ヶ月が終わって、その後も断酒続くかどうか、自分でも楽しみです。
サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。